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  • 2016.08.26 Friday
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泣けるコピペ−私的三十傑。



今年は公私問わず色んな事がありました。
皆様方におかれましても、ホント激動の一年だったんじゃないかと。
大人になってつくづく思うのは、大変なのにも関わらず「泣けない」んだよなぁ、意外と。
良い歳こいて泣いてるのが恥ずかしいとかそういうのもね、多少はあるんだけど、
堪えるんだよなぁ、その時その時の局面がどれだけ酷かろうと。
それを逞しくなったと捉えるか、素直に感情が表に出せなくなったと捉えるか。
その辺は一概にはどっちがどうとかは言えないけども、まぁ大人なんてそんなもんで。
ただそういうのは精神衛生上良くない。異議アリですよ、えぇ。
泣くってのは積もりに積もった心のストレス開放行為であり、いわば心の大掃除な訳。
もう年末だしね。部屋ばっかじゃなく、心も大掃除してみないか?

という訳で二年ぶりに帰って参りましたぜぃ、当ブログ年末恒例の定番企画、
ネット上から掻き集め、さらに三十路が厳選に厳選を重ねた「泣けるコピペ」傑作集。
もうね、二年ぶりっう事で超気合い入りまくりのセレクトでっスよ。
泣かす。絶対泣かす。もうね、二年分ぐらいまとめて泣かしたるぜオラオラァ!
ティッシュは箱ごと準備必須、ハンカチ?んなもん足りるかバスタオル持ってこんか〜い!!!
【第一話:呼んだったwww】
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/12/18(火) 21:36:36.54 ID:OTG5zYfS0
今日よ
俺の養父におとんって言ってやったんだよwwwwww
そしたら養父がいきなり泣き出しやがったのwwwwww
そしたらどうよ?
俺もなんか突然泣き出しやがんのwwwwwwwwwww
真冬の縁側で男二人が会話もなく鼻水だらだら流しながら泣いてんのwwwwwwww

俺ね
小学校4年生の時にね両親が交通事故で死んだのよwwwwwwwwww
なんか弟と妹も一緒に死んでやがんのwwwwwwwwww
俺突然天涯孤独だよwwwwwwwwwww
ビックリしたねwwwwwwwwwwww
母方の祖父ちゃんがいい人でよ、
なんか俺を引き取るとか言い出したんで引き取られたのよwwwwwwwwwww
そしたら中学校1年の時に祖父ちゃんもあっけなく逝ったねwwwwwwwwwww
ちょっwwwwwおまwwwwwwww
そっからマジ大変wwwwwwwwwww
中学生ながらにこの世の世知辛さを知ったねwwwwwwwwwww
親戚たらい回しっていやマジでタライを回したわけじゃないぜwwwwwwwwwwww
いい人もそこそこ居たけど大半はアレだアレ、
お前らそれなんて昼ドラの登場人物?みたいや奴らばっかwwwwwwwwww
俺親戚の引きよえぇえええええええええええwwwwwwwwwwww
中学校3年になるまで転校に次ぐ転校wwwwwwwwwww
俺謎の転校生wwwwwwwwwwwwwwwww
でも勉強だけはしてたんだぜ?
家に帰りづらいから図書館に通ってたら暇だっただけだけどwwwwwwwwwwwwww
そしたら中学3年生の3学期の頭だよwwwwwwwwwwwwwwww
なんか遠縁の夫婦が俺引き取りたいとか言い出してんのwwwwwwwwwwwwwwwwwww
何このお人好しwwwwwwwwww
で俺、まんまと引き取られてやんのwwwwwwwwwwww
馬鹿じゃね?普通疑うだろ?
何か裏があるんじゃないかとか、でも俺疑わない馬鹿だからwwwwwwwwwwww

そしたらこの夫婦、鬼いい人wwwwwwwwwwwwwwww
ほんと鬼みたいにいい人wwwwwwww
迷惑かけられませんのでバイトして家賃いれますとか
俺が親切にも提案してやったのよwwwwwwwwwwwwww
鬼のような形相で怒られたねwwwwwwwwwwwww
家賃なんかいらんわボケ、そのかわり家族の一員なんだから
家の仕事してもらうからなってwwwwwwwwwwwww
そっから俺の仕事は犬の散歩と風呂洗いwwwwwwwwww
うはwwwwwww俺テラ家事手伝いwwwwwwwwwwwwwww
犬テラカワイスwwwwwwwもっふもふにしてやんよwwwwwwww
で引き取られて一ヶ月、朝から養父と養母がスーツ着て俺待ってんのよwwwwwwwwwwwww
養父が、なんやねんこれは?って俺に進路相談のプリント見せてるのwwwwwwwwwwwwww
ちょっそれ俺の部屋のゴミ箱に捨てた奴wwwwwwww
俺のプライバシーwwwwwwwwwwww
ゴミ箱は男の香り満載って皆までいわすなwwwwwwwwwww
俺産まれて初めての三者面談wwwwwwwwwwwwwwww
教師がなんか俺の事メッチャ褒めるwwwwwwwwwwwwwww
こいつは境遇にも負けずに勉強してます、
大変かとは思いますが高校に行かせてやってくださいって
教師が養父と養母に頭さげてんのwwwwwwwwwwwwwwwwww
ちょっおまwwwww机に額擦りつけるぐらい頭さげんのは良いけど、
お前のハゲ散らかしてる頭頂部が眩しいwwwwwwwww
眩しさに負けて俺涙目wwwwwww教師自重しろwwwwwwwwwwww
そしたら養父だよ養父
突然凄い事言い出すのwwwwwwwww
失礼なこいつには大学まで行って貰うとかwwwwwwwwwwwww
お前俺の人生勝手にきめんなwwwwwwwwwwww
なんか教師と養父母テラ意気投合
俺となりでポカーン
仕方がないんで俺テラ勉強
図書館に行くのも面倒なんで家で勉強

養母の夜食テラウメェwwwwwww
ジャコと鰹節の黄金コンビ、おにぎりに突っ込むだけ
ハイハイ無事高校合格
養父母がなんか俺の隣で泣いてんのwwwwwww
お前周り見てみろ、どこの親も泣いてねぇってwwwwww
高校生活マジ楽しすwwwwwwwwww
転校ばっかりだったから諦めてたクラブ活動ってのをやってみたwwwwwww
剣道マジ楽しいwwww篭手とかマジくせえぇえええwwww
なんか大会とかで養父母ガチ応援テラ恥ずかしすwwwwwwww
でも経験の差、俺だいたい2回戦か3回戦止まりwwwwwww
一度ちっせぇ大会で準優勝したら夕食テラ豪華wwwwwwww
養父、普段飲まない酒のんでメッチャ笑ってるのwwwwww
酔っぱらって俺にビール進めて養母に怒られてやんのwwwwwザマァwwwwwww

でなんだかんだで高校3年だよwwwwwwww
楽しい時間って過ぎるの早すぎwwwww時間の流れマジ自重しろwwwwww
大学受験マジ大変
俺頭いいじゃん?だから国立とか狙ったのよ、フヒヒサーセンwwwwwwww
なんか体壊すんじゃないかってくらい勉強したのwwwwwwww
養母とかすげー心配してんの、国立じゃなくても良いのよ、とかwwwwww
俺すげー甘く見られてるwwwwwww国立ぐらい楽勝ざまぁwwwwwww
で俺無事合格wwwwwwwww
体重も6キロ減らしてダイエットも同時に成功wwwww
テラウマスwwwwwwww
大学!テラフリーダムwwwwwwwww
必修以外は自分の好きな授業取れるってナニソレwwwwwwww
中学校3年の時の担任に報告wwwwwwwww
教師電話口で号泣wwwwwwハゲ頭の眩しさで涙目になった時の復讐完了wwwwwwwww
俺テラ孔明wwwwwwwwwwwww
1年目は愚民共のレベルにあわせる為に忙しかったから
あっという間に過ぎたwwwwwwwwww
養母また心配してやんのwwwwwww勉強も良いけどもっと遊んでもいいのよってwwwwww
お前は相変わらず俺を甘く見てるwwwwww俺の野望の邪魔すんなwwwwwwww
俺弁護士になって俺みたいな糞ガキなんとかすんのwwwwwwww
んで将来そいつら集めて秘密結社結成wwwwwwwww
うはwwwww俺テラ頭よすwwwwwwwww

で2年目
突然養母が倒れやがったwwwwwwwwwwwwww
ベットに寝ながら養母
第一声が勉強はいいの?ってやっぱお前俺甘く見過ぎwwwwwww
で病名は?って訊いたら胃ガンとか言い出すのwwwwwwwwwww
カーテンから入ってくる夕日が眩しすぎて俺涙目wwwwwwww
看護師ちゃんと仕事しろwwwwwwwwww
養父がなんか勘違いして俺の肩ガッチリ抱いてんのwwwwwwwww
ちょっwwwwwwお前も涙目wwwwwカーテンから漏れてる夕日自重wwwwwwwww

で養母
半年後あっけなく死亡wwwwwwwwwwwww
マジあっけなく死亡wwwwwwwwwww
長く苦しむとかそんなん無いのwwwwwwwwwwww
ドラマとかだとガンとかでも結構持つじゃねぇかとwwwwwwwwwww
死因は寝てる時に戻した吐瀉物が気管に入って緩やかに窒息死wwwwwwwwww
俺、その間ベットの隣のソファで寝てんのwwwwwwwwwwwwwwwwww
俺の鈍感力最強wwwwwwwwwwwww

で養母の葬儀
集まった親戚が話してんのwwwwwwwwwww
ちょっお前ら昼ドラの連中wwwwwwwwwwwww
あの子は人を不幸にするわねってwwwwwwwww
お前ら人の悪口はもっと大声で言えwwwwwwwww
そしたら養父突然大声だしやがんのwwwwwwwww
うちの息子の悪口言ったボケはどいつじゃぁってwwwwwwwwww
お前痩せすぎの眼鏡のくせに口調ヤクザwwwwwww
しかもテラ葬儀中、マジ自重しろwwwwwww
ちょうど入ってきた坊さんが硬直してんじゃねぇかwwwwwww
坊さんも空気読めwwwwwwwwww

で焼き場
養母骨wwwwwwwwマジ骨wwwwwwwww
ほんと骨wwwwwwどうしよマジ骨wwwwwwwwwwwwww
どうすんのよ俺wwwwwwwハシが震えて持てないのwwwwwwwwwwww
喉がキュッとなってんのwwwwwwww声でないのwwwwwwwwwwwwww
養母がね骨なのよ

葬儀が終わって暫くたって
つか今日ねwwwwwwwwwwwwww
養父がね庭みてんのwwwwwwwwww
庭手入れする人いなくてマジカオスwwwwwwwwww
なんか背中がスッゲェ小さいのwwwwwwww
俺が後ろにいんのも気がつかねぇのwwwwwwwww
ボソボソなんか言ってるのwwwwww頑張ったねぇwwwwwwとかwwwwwwwww

で俺だよ俺
土下座wwwwwwww産まれて初めての土下座wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
隣で寝てたのに気がつけなくて御免なさいってガチ謝罪wwwwwwwwwwwww
おでこに畳の痕が付くくらい土下座wwwwww俺土下座にも手加減無しwwwwwwwwwww
そしたら養父が俺の首根っこ掴んで引きずり起こすのよwwwwwwwwwww
俺はお前のなんだぁってお前大声すぎwwwwww近所迷惑考えろwwwwwww
あいつはお前のなんだぁってお前二度も大声出すなwwwwwwwwww
で俺ここはエアー読んだねwwwwww空気をカラケとは読まない俺天才wwwwwwwwww
養母に対してずっと出せなかった勇気を今こそ振り絞る時だと悟ったねwwwwwwww
でも俺馬鹿wwwwwwホント馬鹿wwwwwwww
恥ずかしくなっておとんとか言ってんのwwwwwwwwwww
お前そこはお父さんだろって自分で突っ込んだねwwwwwwwwwwwwwwwww

そしたら>>1ですよwwwwwwww
なんかもう訳わかんねぇのwwwwwwwww
鼻水とか粘性のないのがボタボタ落ちんのwwwwwwwwwwww
うぉおおおおおって言って二人で泣いたねwwwwwwww
うぉおおおおおってwwwwwwお前ら気でも高めてんのかとwwwwwwwwwww
でだwwwwwwwww
あぁwwwwwwそのなんだwwwwwwあれだあれ、おとんねwwwwwwwwww
おとんがね養母にも今度言ってやってくれって言われてねwwwwwwww
おうって男前な俺は男前にグッシャグシャな顔で答えたわけなんだけどねwwwwwww
言った手前ね、もうなんつーの弱音とかね、おとんに吐けないわけねwwwwwwwww

まぁこれが最後のレスなわけでオチっつーオチも無くて釣りでもないわけなんだけど
最初はどっかのスレッドでがーーーーっと書いてスッキリしようと思ったんだけど
突然、今から俺が書くような事を書かれたら
スレッドの空気が悪くなると思って自分でスレッド建てて
まぁ俺の我が儘で意味不明なレスを付けるのもあれなのでなんで
今から書くような事を書いたのか分かるように説明したわけなんだけどね

おばさんごめんなさい
病気に気がつけなくてごめんなさい
喉を詰まらせたのに気がつけなくてごめんなさい
心配ばっかりかけさせてごめんなさい
勇気が無くてごめんなさい
おかあさんって呼びたかったです
本当に呼びたかったです
でも怖くて出来なかったんです
返事が無かったらどうしようかと思うとどうしても言えませんでした
だからこっそり貴方が寝てる時にお母さんって呼びました
俺があなたが生きている間に言えた時はその時だけです後悔してますごめんなさい
お母さん大好きです、本当に大好きです
お母さんの作ってくれたジャコと鰹節のおにぎりが大好きでした
家に帰って暖かいご飯が美味しかったです、お母さんのだし巻き卵が大好きでした

お母さん大好きですお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さん俺のお母さん俺のお母さん
うん、だなOK俺のお母さんだ

途中から自分でも訳わかんなくなって誤字でも探そうかと思ったら
すげぇ文章になってるよwwwwww俺テラ電波wwwwwww
うし!スッキリした!まさに俺の我が儘だけのスレッド
とりあえず週末に墓行って言ってくる
お前らマジで親は大事にしろよじゃぁな!



【第二話:届いてた】
947 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2011/12/04(日) 18:05:10.97 ID:4TuXjetb
子供の頃、毎年クリスマスの朝、
遠くで働いてる父親とサンタさんからプレゼント、
と母親からの分合わせて3つプレゼントを貰ってた。

サンタさんも父親もいないと知ったのはずっと後だったよ。



【第三話:丸坊主】
819 名前:なごむ[sage] 投稿日:2011/02/04(金) 17:38:24 ID:tFfOjKTVO
昔、当時中学生の弟が学校帰りに床屋で丸坊主にしてきた。
失恋でもしたのかと聞いたら、
小学校からの女の子の友達が今日から登校するようになったからだ、と。
彼女は今まで病気で入院しており、薬の副作用で髪の毛が全部抜けてしまったらしい。
「女が丸坊主じゃ恥ずかしいって言ってたし、
だったら他にも丸坊主がいりゃいいかなと思って。
野球部の奴等は元々丸坊主だけど、野球部じゃない丸坊主がいた方がいい」
と弟は言っていた。

翌日、丸坊主で登校した弟は帰宅するなり「同じ事考えた奴が一杯いた……」と。
なんでも優等生から茶髪問題児を含め、
クラスの男子全員が丸坊主かそれに近い頭になっており、
病気の子と仲が良い女の子達までベリーショート、一人は完全な丸坊主になってたらしい。
更に担任の先生(男性)まで丸坊主。
丸坊主だらけの教室で、病気の子は爆笑しながら「ありがとうありがとう」と泣いたという。

示し合わせたわけでもないのに、全員同じ事考える当時の弟のクラスに和んだ。
ちなみに病気の子は今も健在、弟は意外に丸坊主が気に入ったらしく、
それからずっと丸坊主。



【第四話:果たされた約束】
492 :1/5 投稿日:2006/02/13(月) 05:50:13
俺には母親がいない。
俺を産んですぐ事故で死んでしまったらしい。

産まれたときから耳が聞こえなかった俺は
物心ついた時にはもうすでに簡単な手話を使っていた。
耳が聞こえない事で俺はずいぶん苦労した。
普通の学校にはいけず、障害者用の学校で学童期を過ごしたわけだが、
片親だったこともあってか、近所の子どもに馬鹿にされた。
耳が聞こえないから何を言われたか覚えていない(というか知らない)が
あの見下すような馬鹿にしたような顔は今も忘れられない。
その時は、自分がなぜこんな目にあうのかわからなかったが、
やがて障害者であるということがその理由だとわかると
俺は塞ぎ込み、思春期の多くを家の中で過ごした。
自分に何の非もなく、不幸にな目にあうのが悔しくて仕方がなかった。

だから俺は父親を憎んだ。
そして死んだ母親すら憎んだ。
なぜこんな身体に産んだのか。
なぜ普通の人生を俺にくれなかったのか。
手話では到底表しきれない想いを、暴力に変えて叫んだ。
ときおり爆発する俺の気持ちを前に、父は抵抗せず、ただただ、涙を流し
「すまない」
と手話で言い続けていた。
その時の俺は何もやる気がおきず、荒んだ生活をしていたと思う。

そんな生活の中での唯一の理解者が俺の主治医だった。
俺が産まれた後、耳が聞こえないとわかった時から、ずっと診てくれた先生だ。
俺にとってはもう一人の親だった。
何度も悩み相談にのってくれた。
俺が父親を傷つけてしまった時も、優しい目で何も言わず聞いてくれた。
仕方がないとも、そういう時もあるとも、そんな事をしては駄目だとも言わず、
咎める事も、慰める事もせず聞いてくれる先生が大好きだった。

そんなある日、どうしようもなく傷つく事があって、泣いても泣ききれない、
悔しくてどうしようもない出来事があった。
内容は書けないが、俺はまた先生の所に行って相談した。
長い愚痴のような相談の途中、多分「死にたい」という事を手話で表した時だと思う。
先生は急に怒り出し、俺の頬をおもいっきり殴った。
俺はビックリしたが、先生の方を向くと、さらに驚いた。先生は泣いていた。
そして俺を殴ったその震える手で、静かに話し始めた。

ある日、俺の父親が赤ん坊の俺を抱えて先生の所へやってきたこと。
検査結果は最悪で、俺の耳が一生聞こえないだろう事を父親に伝えたこと。
俺の父親がすごい剣幕でどうにかならないかと詰め寄ってきたこと。
そして次の言葉は俺に衝撃を与えた。
「君は不思議に思わなかったのかい。君が物心ついた時には、もう手話を使えていた事を。」
たしかにそうだった。俺は特別に手話を習った覚えはない。じゃあなぜ・・・
「君の父親は僕にこう言ったんだ。
『声と同じように僕が手話を使えば、この子は普通の生活を送れますか』
驚いたよ。確かにそうすればその子は、声と同じように手話を使えるようになるだろう。
小さい頃からの聴覚障害はそれだけで知能発達の障害になり得る。
だが声と同じように手話が使えるのなら、もしかしたら・・・
それは決して簡単な事じゃない。
その為には今から両親が手話を普通に使えるようにならなきゃいけない。
健常人が手話を普通の会話並みに使えるようになるのに数年かかる。
全てを投げ捨てて手話の勉強に専念したとしても、とても間に合わない。
不可能だ。僕はそう伝えた。
その無謀な挑戦の結果は君が一番良く知ってるはずだ。
君の父親はね、何よりも君の幸せを願っているんだよ。
だから死にたいなんて、言っちゃ駄目だ。」

聞きながら涙が止まらなかった。
父さんはその時していた仕事を捨てて、俺のために手話を勉強したのだ。
俺はそんな事知らずに、たいした収入もない父親を馬鹿にしたこともある。
俺が間違っていた。
父さんは誰よりも俺の苦しみを知っていた。
誰よりも俺の悲しみを知っていた。そして誰よりも俺の幸せを願っていた。
濡れる頬をぬぐう事もせず俺は泣き続けた。
そして父さんに暴力をふるった自分自身を憎んだ。
なんて馬鹿なことをしたのだろう。あの人は俺の親なのだ。
耳が聞こえないことに負けたくない。
父さんが負けなかったように。
幸せになろう。そう心に決めた。

今、俺は手話を教える仕事をしている。
そして春には結婚も決まった。俺の障害を理解してくれた上で愛してくれる最高の人だ。
父さんに紹介すると、母さんに報告しなきゃなと言って父さんは笑った。
でも遺影に向かい、線香をあげる父さんの肩は震えていた。
そして遺影を見たまま話し始めた。

俺の障害は先天的なものではなく、事故によるものだったらしい。
俺を連れて歩いていた両親に、居眠り運転の車が突っ込んだそうだ。
運良く父さんは軽症ですんだが、母さんと俺はひどい状態だった。
俺は何とか一命を取り留めたが、母さんは回復せず死んでしまったらしい。
母さんは死ぬ間際、父さんに遺言を残した。
「私の分までこの子を幸せにしてあげてね」
父さんは強くうなずいて、約束した。でもしばらくして俺に異常が見つかった。
「あせったよ。お前が普通の人生を歩めないんじゃないかって
約束を守れないんじゃないかってなぁ。
でもこれでようやく、約束…果たせたかなぁ。なぁ…母さん。」
最後は手話ではなく、上を向きながら呟くように語っていた。
でも俺には何て言っているか伝わってきた。
俺は泣きながら、父さんにむかって手話ではなく、声で言った。

「ありがとうございました!」

俺は耳が聞こえないから、ちゃんと言えたかわからない。
でも父さんは肩を大きく揺らしながら、何度も頷いていた。
父さん、天国の母さん、そして先生。
ありがとう。俺、いま幸せだよ。



【第五話:即レス】
392 名前:ななしのパパ :2010/01/08(金) 12:03:09
このスレは見ててなごむなぁ、、
オレは1歳半の子供がいて、
前職が保育士みたいなものだったから、こどもの成長とかがすごく楽しい
障害をもった子供たちを見ていたから、すこしでもその兆候があると、心配していたなぁ。
そう思うと>>378の嫁のように明るく肝の座った発言とかを自分の嫁から聞いた時
子供を生んだ嫁って凄いなぁっておもった。
そういや、去年の11月末にリストラされて、いまだ無職。
実家の親も当てにできんし、嫁とも別居中。
人生詰んでしまったので、最後になにかの嫁と子供に残したいとおもうのだけど
まだ、1歳半の息子と嫁に残すなら、なにが一番良いと思う?

393 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2010/01/08(金)
12:38:38
>>392
おまえ



【第六話:口下手】
695 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/24(水) 01:10:27
俺も父親とは仲が悪かった。
色々理由はあったが、ほぼ物心ついた時から折り合いが悪く、
ほぼ毎日のように嫌味の言い合いだった。
あまりにも居心地が悪いので、大学入学とともにバイトをはじめ、
半ば無理やり一人暮らしをはじめた。
その後実家への帰省は年に1度あるかないか・・・その時もほとんど口をきいたことはない。

ようやく自分も結婚相手が決まった年のある日、嫁と買い物に行った。
酒屋に行って気に入っている日本酒の小瓶を買っていると、もう一本嫁が持って来た。
「別に飲み終わったら、また買いにくればいいじゃん」
「お義父さまにあげるのよ。父の日近いでしょ」
「うちには誕生日とか父の日とかに何かする習慣はなかったよ」
そう言ってみたが、まあいいかと思って一緒に清算した。

ある晩、実家から電話がかかってきた。
居間にいた嫁がとり、いつものようにそのまま長話
(父は嫁を気に入っていて、嫁は電話が好きだ)していたが
「しばらく話していて」と子機を渡しに来た。
話してみるとだいぶ酔っ払っている。

「この酒はなかなかうまい」
「○○(嫁の名前)が買うと言ったんだ」
「うん。お前の好きな酒だってな」
「ああ」
「なかなかうまい」
「わかった。けど、あまり飲みすぎないように。」

そう言って切ろうとしたら、嫁がお銚子とお猪口を持ってきて、
結局父親がその酒の小瓶を飲み終わるまで、嫁と2人で付き合うことになった。
酔っ払った父親は「うまい」「なかなかうまい」と何度言ったかわからない。
というよりも、ほとんどそればかり言っていた。
ようやく飲み終わると最後に「ありがとう」と言って電話を切った。

何だか俺は妙な気分になり、しばらく嫁に泣かせてもらった。



【第七話:ただいま】
522 :番組の途中ですが名無しです:2006/05/20(土) 06:08:47 ID:xeEhC3a10
実は以前、捨てられた子犬を拾った、大雨の日。
マックロな子犬@ヨロヨロ
獣医に連れて行って治療、そしてカンビョウ
で、死んだ。庭に埋めた。生まれ変わったならウチにおいでと思いながら。
ある日、手のひらに乗る様な捨て猫を見つけた。
段ボール猫。
なんか、自分を見てる。
試しにマックロな子犬@ヨロヨロに付けるはずだった名前を呼んだ。
そしたら、ニャアーだと。お帰り。



【第八話:裁量】
401 名前:名無しが急に来たので[] 投稿日:2011/04/07(木) 00:15:22.89 ID:mAy2GmXpO
TBSラジオ
被災地に派遣された自衛隊の話
上官「お前の荷物にあるこの粉ミルク缶はなんだ。お前が飲むのか?」
部下「はい、自分で飲みます。」
ほぼすべての自衛官が「私物」として救援物資を持ち込んだ。



【第九話:異国の父】
713:おさかなくわえた名無しさん:2011/04/16(土) 22:30:52.22 ID:vl3GI2jx
内輪ネタ震災ネタで悪いが。
うちの嫁はベルギーから来てた留学生だったが、嫁の両親からメールが届き
「ああ、結婚自体反対されてたから嫁は帰れって言われるんだろうなぁ」と思ったら
こっちの状況確認だけで「もしかして何か送ってくれるのかいな?
しかしベルギーからだといつになるか解らんなぁ(苦笑」とか思ってたら、
地震から4日後には何故か「嫁の両親と一緒に生活」を始めてたw
食料・水も食料も東京で買ってきてくてたとかでワゴン車一杯で持ってきてくれて、
まじでポルナレフ状態w
車は日本のメル友にレンタカーを借りて貰い夜通し走って来たらしい。
日本語解らないし来た事も無かったのにローマ字で書かれた住所だけで来るなんて
無茶苦茶すぐるwwww

子供まだ居ないのに粉ミルクとかおむつも持ってきてくれたから
家の近くの避難所に配って歩いた。
何でおむつも?って聞いたら「お前がびびってお漏らししてると思ったから」
と親父さんに仏頂面で言われたわw
やべぇwww嫁と同じかそれ以上に親父好きになっちまいそうな位萌えたwww
真面目に掘られても良いとか思っちまったwww
今日帰っていったが昨晩お義母さんは
「あの人、実の娘より貴方の名前のほうを遥かに多く叫んでたのよ・・・気持ち悪いわねぇw」
とか言ってて思わず茶吹いたw

唯一滞在中に揉めたのは仕事の事で、俺は食品関係なんだが親父さんに
「こんな時にまで仕事してないで妻の近くに居るべきだろ!日本人の悪いところだ!」
と怒られた事だったが色々説明したら「解った、お前みたいな男は息子なら誇らしい。
だが娘の夫としては最悪だ!」と殴られた。
でも嬉しくて泣きそうになったでよ。初めて認められたような。



【第十話:受け継ぐ】
377: 名無しの心子知らず 2010/07/22(木) 09:03:47 ID:dF+NlHqz
独り語り
中学生のとき、母親のオニギリが好きだった。丸くて柔らかくて
それに比べて自分の作ったオニギリは硬くてゴツゴツして、
まるで自分の性格を表してるようで嫌いだった
さっき、家族でお昼を食べていたら、
ふと子供が「お母さんのオニギリは柔らかくてフワフワしてるね」って言ってくれた

母が死んで8年、やっと母親の背中が見えた気がする



【幕間動画:東京ガスCM「家族の絆・お弁当メール」篇】



【第十一話:姉妹】

757 名前: 名無しの心子知らず [sage] 投稿日: 2009/01/27(火) 12:46:28 ID:PLBYZjnB
偶然妹のブログを発見した。
まだ高校生の彼女が使う言語はそりゃもー独特で、読むというよりもう解読作業。
随所に私の名前が散りばめられてて、さぞかし里帰り出産と称してぐうたらしてる
私への鬱憤を晴らしてるのだろうと思っていた。

うーん。
なんだ、そんなに喜んでくれてたのか。
私が里帰りした日から部屋に閉じこもりがちなのは、
香水の匂いで私が嫌がらないか心配だったのね。
私がご飯食べるか聞くと必ず「いらない」だったのは、
つわりの心配してたのね。
どんどん出掛ける回数が増えたのは、
赤ちゃんの洋服買いたくてアルバイト増やしたからだったのね。

どうしよう、私あの子の新しいメルアド知らない。
なんだか泣けてきた。



【第十二話:OH,MY GOD.】
663 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2010/01/29(金) 10:46:23 ID:fGWhDPWF
和んだというか感謝した話。

中1の時、親の転勤でいきなりアメリカの学校に通う事になってしまった。
中1で田舎の中学でやってた英語なんで「Hello,this is pen」のレベル。
ひたすら「This is ○○」のレベル。
コミュ力はある方だと思っていたが完全にお手上げ。日本人なんて学校で自分一人。
ESLという英語が第一言語じゃない生徒の為のクラスへ入れられたんだけど、
クラスのほとんどはヒスパニック。先生も授業中はほとんどスパニッシュ。
アウェー感はんぱない。ここでも友達作りに失敗。
ほかの授業も、周りは発言をどんどんして、グループワークをするっていうのに、
ただ黙って小さくなってノートをとり続ける自分。ぼっちパネェ
元々が友達が多かっただけに、孤独に耐えられずに学校で腹痛を起こすこともしばしば。

そんな自分を見つけてくれたのは、サンタクロースだった。
酔っ払ったサンタクロースを想像してくれたら良い。
赤ら顔で顔中が真っ白な髭の先生。流石にサンタクロースほど髭は長くないんだけど、
ビジュアル的にはそんな感じ。
太った大きな赤ら顔のおじいさんで、いつも笑ってて、いつもジョークを言う先生だった。
学校の隅で一人で弁当を食べてたある昼休み、サンタクロースがいきなりやってきて、
「コニチワ」と挨拶してくれた。
びっくりしてると、「コニチワ、ワタシは○○デス。アメリカ人デス。どうぞヨロシク」
と拙い日本語で挨拶してくれた。ただびっくりした。
人気者のサンタクロースは、自分には遠くて眩しい先生だったのに、
今、目の前でたどたどしく挨拶してくれた。
私も、ぼっちの寂しさで色々切羽詰ってたんだろう、
驚く先生放置でぶわあああと涙流して号泣。おどおどするサンタクロースは、
私の頭を撫でたり、抱き締めたり、擦ったり、あわあわと動揺。
なんとか思い出した英語で「Thank you, Im so glad」と繰り返してた。

それから、お昼休みはサンタクロースのオフィスに行くのが習慣になった。
(オフィスは個人部屋。職員室がない)
オフィスでサンタクロースは、よくホットチョコレートを出してくれた。
そして言語力が必要になる歴史に
さっぱりついていけていなかった自分に補習もしてくれた。
ちょくちょく「ダイトウリョ」「ミンシュシュギ」とか日本語を挟んでくれる優しさが、
また嬉しかった。
多分、事前に私が詰まりそうな単語を調べていてくれたんだと思う。
歴史以外の教科でも、いつでも快く助けてくれた。

そして授業中のジョークに日本のことを色々取り入れてくれるようになった。
サンタ「NYはしょっちゅうキングコングに攻撃されてるけれど、
    しょっちゅうUMAに攻撃されてる国があるんだよー。どこか分かる?」
生徒「は?えーっと、・・・・やっぱりNY?」
サンタ「ちがうよ、JAPANだよ、TOKYOだよ!ゴジラだよ!」って具合に。
丁寧にゴジラの写真までプリントアウトしてきてくれたり、授業中に歴史DVDをみる時、
ゴジラのPVをみせてくれたり。
そうやって日本のことを色々と話題提供してくれたお陰で、クラスのみんなが
私に親しみを覚えてくれて、仲間に入れてくれるようになった。
サンタ「Helloは日本語でコニチワだよ、じゃ、○○(私)に言ってみよう、せーのっ」
生徒「コニチワー!」とか。
だからみんなが私をみつけると「コニチワ(・∀・)」って声を掛けてくれるようになった。
だんだん、歴史のクラスに受け入れられていくのが分かった。
そしてそのクラスメイトからの紹介でどんどん友達ができるようになった。
そして一緒にランチを過ごす友達が沢山できて、やがてサンタクロースのオフィスから
足の遠のいていった私を、サンタクロースは「ヨカッタネェ、ヨカッタネェ」って喜んでくれた。

そして卒業セレモニーで、“一番頑張った生徒”に選ばれて表彰される事になって、
全シニアと保護者の前で短いスピーチをする事になった。
そんな所だったんだけど、スピーチではもちろんサンタクロースの事を話した。
自分がどれだけ不安だったか。どれだけさみしかったか。どれだけ嬉しかったか。
どれだけ救われたか。どれだけ感謝しているか。
サンタクロースには感謝してもしきれないし、受け入れてくれていったクラスメイトも
大好きだということをスピーチした。
サンタクロースと歴史クラスの仲間達が泣いてた。自分も泣いてた。
アメリカの卒業式は沈黙で厳かで涙で・・・ってのじゃなくて、歓声あげて、バルーン持込で
「WE LOVE MY ○○」とかいっぱいプレート持ってくるような派手なのに、
自分のスピーチですすり泣く人が出て、自分も写真撮られているのにずるずる汚い顔で
涙や鼻水たらしながらスピーチした。
スピーチが終わると、サンタクロースが駆け寄ってきて、抱き締めてくれた。
サンタクロースにも一言どうぞって事で、サンタクロースが私の話をしてくれた。

最初、いきなり自分のクラスに英語の話せない生徒が入ってきてどうしよかと思ったとか。
どうやって授業をしていけばいいのか不安だったこと。
本当は中国人かと思ってたこと。一人ぼっちの私をとても心配していたこと。
仲良くなりたかったこと。
友達ができていくのをみる事ができて、本当に嬉しかったこと。

私は、サンタクロースの、あの大きな腕や胸や抱き締められたときに
胸にぶつかってくるようなお腹の大きさと暖かさを絶対に忘れないと思った。
そして彼がいたから、今はアメリカの大学にも進学できた。本当に感謝している。
感謝なんて二文字じゃ伝えられないくらい感謝している。
サンタクロースは何も言わなかったけれど、ネットで日本のことを色々調べてくれた事も、
心配してくれていたことも、一人の生徒としてとても愛してくれたことも、
私に素晴らしい青春をくれたことも、全部全部忘れない。

今でも、サンタクロースは、私のカミサマです。



【第十三話:どうしてこうなった】
88 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/10(日) 00:03:36.69 ID:PfDO/3dm0
こういうのは読むのがめんどくさい。
誰かが点数つけとけ
後で評価してやるから

分かったらさっさとやれ


90 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/10/10(日) 00:05:42.35 ID:H6DOWpBh0

>>88
お前がこうなってしまったことに泣いた



【第十四話:ベトナム戦争時の話】
460 774RR :2011/08/04(木) 11:04:55.61 ID:aWcZzBln
あるベトナムの村に宣教師たちの運営する孤児院がありましたが、
爆撃を受けてしまいました。
宣教師達と2人の子供達が即死し、その他の者も重傷を負いました。
重傷になったものたちの中でも8才の女の子は最も危ない状態でした。
無線で助けを求めると、しばらくしてアメリカ海軍の医者と看護婦が到着しました。
大量に出血したことにより危ない状態にあり、
早く手当をしないと少女は命を落とすことになります。

輸血が必要でした。しかしどうやってそれを行うことができるというのでしょうか。
言葉が通じないため、ジェスチャーを使って子供達を集め、何がおきていたのかを説明し、
誰かが血液を提供することが必要であることを伝えようとしました。
沈黙の時間がしばらく続いた後、一本の細い腕が恐る恐るあがりました。
ヘングという名の少年でした。

急いで少年の準備をすると、苦しむ少女の隣に寝かせ、輸血ようの管をとりつけました。
少年は黙ったまま天井をじっと見つめていました。
しばらくすると、少年は自由になっている手で顔を覆うと、
しゃくりあげるように泣いているのでした。
医師がどこか痛いのかと尋ねるとそうではないようでした。
しかし、しばらくするとまた、しゃくりあげ、今度は大粒の涙をこぼしていました。
医師は気になり、再び尋ねましたが、またもや彼は否定しました。
ときどきしゃくりあげていたのが、やがて静かに泣き出しました。
明らかに何かが間違っているようでした。

すると別の村からベトナム人の看護婦が現れました。
医師はその看護婦にヘングに何が起きたのか尋ねてくれるように頼みました。
すると少年の苦しそうな表情はゆるみ、しばらくすると彼の顔は再び平静を取り戻しました。
すると看護婦はアメリカ人の医師達に説明しました。
「彼はもう自分が死ぬのかと思っていたんです。
あなた達が説明したことを理解しておらず、
少女を助けるため、全ての血液を提供しなければいけないと思ったようです。」
すると医師はベトナム人看護婦の助けを借り、少年にきいてみました。
「そうであればどうしてあなたは血液を提供しようと決心したんですか。」
すると少年は単純に応えました。

「あの子はぼくの友達なんです。」



【第十五話:どこでもいっしょ】
929 名無しの心子知らず sage 2011/07/14(木) 14:24:57.06 ID:px+yP2+f
ゲームやら漫画やら整理していて、何気なくゲームを起動。
ゲームの主人公の名前が亡くなった息子の名前だったwwww
ゲームの中の息子が「迷子になってもおうちがわかるようにすんでいるところを教えて」と
いってくるんですよwwww
もう涙が止まらんwww
あれから家、二回も引越ししたんだよー
ちゃんとついてきてるかい??



【第十六話:馬でも鹿でもない、犬だ】
27 名前:名無しさん@涙目です。(千葉県)[] 投稿日:2011/09/26(月) 22:06:01.35 ID:rHUQ7efs0
犬   「眠るの!?僕、眠るの!?ねぇ!今!ここで眠る!?」
飼い主「あぁ、眠るよ」
犬   「本当!?大丈夫なの!?ただ疲れただけじゃない!?」
飼い主「あぁ、15年も生きたから大丈夫だよ」
犬   「そうかぁ!僕犬だから!犬だから歳わかんないから!」
飼い主「そうだね。わからないね」
犬   「うん!でも15年も生きたんだ!そうなんだぁ!じゃぁ眠っていいんだよね!」
飼い主「そうだよ。いいんだよ」
犬   「よかったぁ!じゃぁ眠ろうね!穏やかに眠ろう!」
飼い主「うん、眠ろうね」
犬   「あぁ!15歳だから大往生だね!ね、ご主人様!」
飼い主「うん。静かに眠っていいよ」
犬   「あぁーご主人様は今ぼろぼろ泣いているよー!笑って見送って欲しいよー!
     今までありがとねぇー!」


67 名前:名無しさん@涙目です。(千葉県)[] 投稿日:2011/09/26(月) 22:18:11.38 ID:rHUQ7efs0
犬   「天国!?ここ、天国なの!?ねぇ!天国!本当に!?」
飼い主「あぁ、久しぶり」
犬   「本当!?本当にご主人様なの!?嘘じゃない!?」
飼い主「あぁ、本当だから大丈夫だよ」
犬   「そうかぁ!僕犬だから!犬だからあの世とかわかんないから!」
飼い主「そうだね。わからないね」
犬   「うん!でも天国なんだ!そうなんだぁ!じゃぁもう待たなくていいんだよね!」
飼い主「そうだよ。待たなくていいんだよ」
犬   「よかったぁ!じゃぁ歩こうね!一緒に歩こう!」
飼い主「うん、歩こう」
犬   「あぁ!これからずっと一緒にいられるね!ね、ご主人様!」
飼い主「うん。ずっと一緒だよ」
犬   「あぁーご主人様と僕はずっと一緒だよー!幸せだねぇー!」


80 名前:名無しさん@涙目です。(関東・甲信越)[] 投稿日:2011/09/26(月) 22:22:26.28 ID:uSUnrtrZO
>>67
ありがとう
そう思ってもらえるように最期まで大事にする

ばかだよなぁ…一心に人間なんか信じちゃってさ
本当にとんでもないばかだよ
そんなばかを裏切るもんか


127 名前:名無しさん@涙目です。(神奈川県)[] 投稿日:2011/09/26(月) 22:45:45.50 ID:E93mFhId0
>>80
イヌは本当に馬鹿だ
俺の飼ってたイヌも死ぬ直前意識不明の病床で
「散歩行くぞ」って言ったら
しっぽふって両足動かしやがったんだ
そこまでするんなら生き返れってんだよ
本当にイヌは馬鹿だ



【第十七話:そんな犬が、いなくなった】
94 名前:本当にあった怖い名無し sage 投稿日:2007/01/26(金) 11:01:09 ID:/kmj4FsN0
近所に住むお婆ちゃん。
もう90歳近いお婆ちゃん。
足腰弱ってるが毎日の散歩は欠かさない。
白いレトリバーを連れてゆっくりゆっくり歩いてた。
はた目には「ばあちゃん本当に歩いてるw?」ってくらい遅くて
見方によっては滑稽にすら見える。
でも、犬が5歩歩いてピタッ、4歩歩いてピタッとお婆ちゃんのペースに
合わせて待ちながら歩く姿が可愛いやら微笑ましいやらで大好きな光景だった。

ある日、団地のバカ小学生どもがゆっくりしか歩けないお婆ちゃんを馬鹿にしてからかった。
バカガキはエスカレートしてお婆ちゃんにボールをぶつけた。
更にエスカレートしたバカガキの一人が石を投げつけようとしたとき
大人しかったラブラドールがリードを振りほどいて石を持ったバカガキに
飛びかかった。噛まれてはいなかったらしいが、ビックリしてこけた
拍子に腕の骨にヒビが入ったらしい。
目撃者が証言してくれたらしいが、バカガキのDQN親が大騒ぎして
「人殺し!」「こんな犬さっさと保健所に持ってけ!」だのと
お婆ちゃんを罵倒したそうだ。

今、お婆ちゃんは一人で寂しそうに散歩している。



【第十八話:夜這い】

694 名前:名無しさん@小市民 投稿日:2001/07/07(土) 01:10
大学のとき、高校の同級生の女の子がALSを発症した。
そう親しくもない子だったし、ALSってどんな病気かも知らなくて
軽い気持ちで大学の近くにあったその病院に、ひまつぶしで見舞いに行っていた。

ある日彼女が、病室で言った。
「あたし処女のまま死ぬのってイヤだなあ、ねえ今度夜這いにこない?」
その晩実際に夜這いに行った俺を迎えた彼女は、病院の寝巻姿ではあったが
髪はちゃんと整えてあり、うっすら化粧をして、下着も当時流行り始めたTバックだった。
行為そのものは少々やっかいで、彼女は自分で脚を開くこともできなかった。
彼女はわざとらしい喘ぎ声をあげて、なんとか無事終ることができた。
そのあと俺に寝巻きを着せてもらいながら、彼女は嗚咽していた。

翌日俺の実家に彼女の母親から、「息子さんの優しいお見舞いに感謝します。」と
電話があったという。俺はまさかと思ったが、しばらくして戦慄した。
彼女はもう、起き上がることすらできない。トイレだって行けないから
たぶんおむつの世話になっているはずだ。
では誰が?
彼女の髪をとかし整えてやったのか
彼女に薄化粧を施してやったのか
彼女のおむつを脱がし、流行りの下着をはかせてやったのか
それがわかったとき、嗚咽とはいかないが不覚にも涙が出てきた。

あれから8年、彼女はもはや目も動かせない状態で今も闘病を続けているという。




【第十九話:答えてくれ、ハム太郎】
163 名前: 大人の名無しさん 投稿日: 02/01/18 16:15 ID:83FjFR72
娘が6歳で死んだ。
ある日突然、風呂に入れている最中意識を失った。
直接の死因は心臓発作なのだが、持病のない子だったので
病院も不審に思ったらしく、俺は警察の事情聴取まで受けた。

別れた女房が「彼氏」同伴でやって来たが、
もはや俺にはその無神経に腹を立てる気力もなく
機械的に葬式をすませた。
初七日も済んで、俺は独りで映画を観にいき、娘が観たがっていた
ゴジラととっとこハム太郎の二本立てを観ることにした。
とっとこぉはしるよハム太郎♪の歌を聴いた瞬間、やっぱり俺は泣いた。
6歳にもなって活舌の悪い娘が、この歌を一生懸命覚えて、
とっとこぉ、はしゆよ、はむたよお♪と歌っていたっけ。

ハム太郎の紙コロジーだってクリスマスに買ってやるつもりだった。
女親のいない家庭だったが、少しでも女の子らしくと、
服を買うときだって、面倒がらずに吟味を重ねた。
学校だって、行きたいところに行かせてやるつもりだったし
成人式には、ちゃんと着物を着せてやるつもりだった。
女房と離婚してから俺は100%子供のために生きることにして、
必死にやってきたのに、この世に神様なんて絶対いないんだと知った。

181 名前: 大人の名無しさん 投稿日: 02/01/26 11:24 ID:10gbbFzG
163です
俺はよく娘を競馬場へ連れて行った。
こう書くと、どうしようもないろくでなしのオヤジみたいだが、
動物好きで特に馬が好きだった娘に、目の前で本物の馬が走るところを
見せたかったのが、偽りない本当の動機だった。

パドックで周回する馬を見守る黒山の人だかりに娘は、
競馬という未知の世界に、大スターの「おうまさん」の存在を知り、
本馬場入場で、その大スターの登場にわきあがる喝采に加わり、
G1ファンファーレの生演奏が、レースのスタートを告げると、
周囲の大歓声に引きずり込まれるように興奮を高めていった。
そして一着でゴールインして、目の前で猛り狂うようにいな鳴くその馬に
娘は、大喜びで惜しみない拍手をしていた。
帰り道、色白の娘の頬は上気し、小さな手はピンクに腫れ上り
いつもは食が細いのに、その日は好物の天ぷらそばをペロリとたいらげた。

動物園に連れて行っても、娘はここまで喜ばなかった。
すっかり大ファンになったその「おうまさん」が再び東京のレースに
やってくるのが当分先だったのと「子供を競馬場に連れていくなんて!」
と俺が母に怒られてしまい、結局娘を競馬場に連れて行ったのはそれっきりになった。
だけど、失うとわかっていたら、誰がなんと言おうとも競馬場へ連れて行って、
俺はもう一度、あの興奮して上気した娘の顔を観たかった。

302 名前: 大人の名無しさん 投稿日: 02/02/25 02:50 ID:TkXxNKVT
>>163です。
一人になった俺は、今でもハム太郎を欠かさず観ている。
30半ばの男が、ビール飲みながらアニメを観てる光景は異様とは思うが、
なんとなく習慣で、金曜の6時半は必ずTVをつけてハム太郎にしている。
もちろん毎週泣いたりはしていない。

今朝、仕事に行くとき車の中でラジオをつけると、子供電話相談室をやっていた。
ゲストはハム太郎とたいしょうくんの声優が来ていた。
「どうしてハム太郎は、何かするとき(たーっ!)って言うんですか?」
「どうしてたいしょうくんのおへそはバッテンなんですか?」
二人の声優は「○○くん!あのね・・・」と一人一人の名前に語りかけ、
きちんとそのキャラクターを演じて答えた。
俺はまた泣いてしまった。一人でTVを習慣で観ていても平気だったのに。

聞いてくれ、ハム太郎、そしてたいしょうくん。
俺にも娘がいたんだ、男としての自分を捨てて父親としてのみ
生きる決心をさせるにふさわしい最愛の娘だった。
何枚もハム太郎の絵を描いた。何度も懸賞に応募した。
ぬいぐるみショーは地方都市優先だったから東京にはなかなか来なかった。
ハムちゃんずは、全国の子供達のスターだからそれはしょうがない。
だけど、うちの娘もずっと疑問に思っていたことがあったんだ。
それは「どうしてまいどくんはいつも目をつぶっているのか?」という疑問だ。
どうかどうか、俺の娘の名前も呼んで語りかけて答えて欲しい。

そんなバカで無茶なことを考え、嗚咽しながら俺は車を運転した。
ダメだ、ずっと冷静に暮らしているのに、ときおりこんな些細なことで
突然こんな風になってしまう。



【第二十話:難しい事と、簡単な事と】
552 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:2008/10/04(土) 01:26:53 ID:kEGTIebt
子供を喜ばせるのは難しい。何をしても不満そうな顔をする。
それに比べて、親を喜ばせることは何と簡単なことだろうか。
それほど簡単なことを私はしてこなかった。



【幕間動画:PSP「俺の屍を越えてゆけ」1999年ver&2011年ver





【第二十一話:願い事】
336 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 2011/12/08(木) 09:17:29.74
保育園時代、七夕の日にお迎えに行ったら、保育士さんが
「ぜひ七夕飾りを見ていってください」
というので、わざわざあがりこんでホールまで見に行った。
すると、息子の短冊には
「おとうさんのようなおとうさんになりたい」
と書いてあった。
涙が出た。
保育士さんが「これだから子育てはやめられないわよね」といった。
後でよくよく考えてみると、息子はまだ字がかけなかったので保育士さんの代筆である。
ちょっぴり「ほんとにそんなこといったんかいな?」と思わないでもないが、
その七夕の短冊は大事にもらってきて7年たった今も自分の部屋に宝物としてしまってある。

この言葉だけでそれまでの苦労も、それ以後の苦労もなんでもない。
死にたいときもあったけど、このことを支えに生きているような気がする。



【第二十二話:愛車】
448 :名無しさん@そうだドライブへ行こう :04/01/31 21:10 ID:KHdrf+Uz
おれが8歳だったころ、
日曜日に父がおれを、買ったばかりの白いコロナで買い物に連れて行ってくれた。
おれは野球板を買ってもらって(年がばれる・・・)大喜びしていたんだけど、
父にはもうひとつの目的があった。
その年、おれの両親は結婚10周年を迎えていたんだ。
父はいわゆる猛烈サラリーマンで、あまり家にいなかったから、
おれはむしろ、母との結びつきを強く感じながら育った。
だからその日も、車の助手席に乗っていて
なんだかちょっとだけ居心地が悪かった印象がある。

父は、ケーキを作るための材料をたくさん買った。
そして家に帰って、本を読みながら、父とおれは二人で一生懸命ケーキを作った。
何回やってもダマダマになってしまって、
どうやっても母が作るみたいなおいしいケーキはできなかった。
ようやくできたケーキをコロナの後部座席に乗せる。
父はアクセルもブレーキも静かに静かに踏んで、病院に向かう。母はそのとき、
おれの妹になるはずだった子供を流産した後の経過が悪く、入院していたんだ。

病室の母にケーキを届けると、母はとても喜んでくれた。すごく嬉しい。
こんなにたくさん、とても一度に食べきれないよ。だから、今、一緒に食べよう。
でもね、隣のベッドの患者さんは、誰も身寄りがない人なの
(そのときはちょうどいなかった)。だから、三人で車のなかで食べようよ。
最初は父が助手席に座って、母とおれは後部座席に座った。
だけど、お父さんだけ前じゃ寂しいよって母が言って、
おれたちは後ろの座席に三人並んでケーキを食べた。肘が当たったりして窮屈だったけど、
父も母もおれもいっぱい笑って、すごく楽しかったんだ。
母の病状は、それからしばらくして回復した。

それから13年後、おれの家にはまだそのコロナがあった。
あの日以来、父は家族三人をたくさんドライブに連れて行ってくれるようになった。
免許を取ったおれが初めて運転したのもそのコロナだった。
17万キロを走ったコロナは、駐車場が露天だったせいもあって錆がひどく、
室内の雨漏りもするようになっていたので、父も買い替えを決断した。
新しい車が来る日、おれが昼近くになって起きると、
台所で父と母が二人で何か作っていた。
寝ぼけ眼のおれだったが、すでにだいぶ前から、家族の中で一番力が強いのは
おれになっていたから、母は迷うことなくおれに泡立て器を持たせた。

そして、あの日と同じように、三人でコロナの後部座席に並んで座って、ケーキを食べた。
ケーキを口にした瞬間、色んな思い出が走馬灯のように
おれの脳裏をよぎって、涙があふれた。
母は子供みたいに声を出して泣いた。父はずっと窓の外ばかり見ていた。



【第二十三話:気がついたら】
308 名前: 名無したん(;´Д`)ハァハァ 投稿日: 04/09/15 19:45:36 ID:XYdrd6JW
5インチフロッピーて、まだ手に入りますかハァハァ

312 名前: 名無したん(;´Д`)ハァハァ 投稿日: 04/09/15 21:16:14 ID:9LQnYVYS
>>308
既に生産終了してる。

314 名前: 名無したん(;´Д`)ハァハァ 投稿日: 04/09/15 21:29:29 ID:XYdrd6JW
8インチフロッピーも、もう見かけないね・・。

315 名前: 名無したん(;´Д`)ハァハァ 投稿日: 04/09/15 22:07:13 ID:eXTDQdj3
なんだかんだでさ
こうやって時代は去っていくんだよな
気がついたら
いつも隣にいたやつを見かけなくなっていて
ああ
もう
会えないんだなってね



【第二十四話:つわものどもが、ゆめのあと】
110 :水先案名無い人:2011/01/16(日) 05:42:06 ID:qoqEJDHT0
加賀120万石の礎を築いた名君として名高い前田利常の家臣、
平野弥次右衛門の従者に五右衛門という人物がいた。

大坂夏の陣の際、真田丸を攻めていた弥次右衛門は鉄砲隊に照準を合わせられた。
いち早く気づいた五右衛門は主君の前に立ちふさがり、
十八発もの銃弾を全身に浴びてしまう。
だが五右衛門は倒れずそれどころか「なんのこれしき、かすり傷でござる!」と笑い捨てた。
合戦は一時中断、五右衛門の剛気に感銘を受けた真田丸の兵達は、
「名を聞かせ給え」と五右衛門に声をかけた。

ところが五右衛門は押し黙り困惑した。
下人に過ぎない五右衛門は姓を許されていなかったからだ。
これを見た主人の平野弥次右衛門はすかさず「我が姓をつかわす!」と大声で言った。
これを聞き五右衛門は渾身の力を振り絞り叫んだ。
「我こそは平野弥次右衛門が下人、五右衛門なり!
これまで御供したる褒美としてたった今姓を賜り、平野五右衛門となり申した!」

血の霧を吹き出しながら言い終え、
崩れ落ちた平野五右衛門の死に顔は微笑んでいたという。

静まり返った両軍からやがて
平野五右衛門を称える槍や箙を打ち鳴らす音がいつまでも続いていた。

400年ほど前の日本には男達がいた。



【第二十五話:目の付け所が】
682 名前:( ´∀`)ノ7777さん[] 投稿日:2011/11/29(火) 21:00:17.84 ID:UFgI50I30
1893──東京の下町に生を受けたが、母親が病弱
1895──口減らしのため養子に出されるが、養母にいびられまくる
1900──養母が「お前は小学校には行かせない」宣言。超重労働家事をミスると飯抜き
1901──ある盲目の女性の紹介により丁稚奉公に出るが、養母がタカリに来る
1911──18歳で独立、ここでようやく両親が他界していたことを知る
1912──実の兄と対面、兄弟で会社を設立。独立資金50円の内40円は借金
1922──働きすぎによる過労で倒れる。血清注射による治療であやうく命拾い
1923──関東大震災発生。ここでも九死に一生を得るが、妻と二人の子供は死亡、
      工場も焼失。債務返済のため各種の特許を売却。再び一文無しとなる
1924──新天地・大阪で会社設立。旧従業員数名が手弁当で無理についてきた
      「給料を払えるかどうか分からないんだ、東京のほうが復興需要で仕事があるぞ」
      「社長、誰が給料欲しいなんて言いました?」
1948──物不足と金融引き締め政策により経営悪化
      「可愛いお前たちのクビを切ってまで、会社を存続させられない。
      再就職先は死んでも俺が見つける。心配するな」
      「社長、この会社が無くなるぐらいなら、それこそ死んだほうがマシです」
1950──倒産の危機。なのに盲人を雇うための会社を設立。
      「あのときあの盲目の女性から受けた恩を忘れたら、俺は人でなくなってしまう」
      従業員もなぜか賛成「それでいいんです、社長。それでこそ社長とこの会社です」
1962──まだ会社は油断できない状態なのに福祉会館を設立。
      「人を愛することは、自分を愛することと同じだ」 従業員もなぜか賛(ry

1970──社 名 を 「 シ ャ ー プ 株 式 会 社 に 変 更 」
シャープ株式会社創業者・早川徳次(1893 - 1980)



【第二十六話:善き仕事】
【最後の】世界の終わりに何をする? part2【審判】
151 あなたのうしろに名無しさんが・・・ New! 03/08/22 12:28
仕事ですよ。
郵便配達員なので、郵便を配り終えてから、
家に帰って家族と終わりの時を迎えます。
手紙を待ち侘びてる人が、いるだろうからね。
出来れば配り終わるまで、終わらないで欲しいなぁ。



【第二十七話:善き隣人】
27:名無しさん@お腹いっぱい。(新潟・東北) :2011/03/16(水) 11:03:56.98 ID:w0J60cwMO
ついさっきの話
長文すまん。

当方宮城県民。
朝からスーパー並んでたんだが、私の前に母親と泣きべそかいた子供がいたんだ。
子供は大事そうに壊れたDS(画面の亀裂はもちろん色々飛び出してる)を持っていて、
時折ボタンを押しては反応が無いことに落胆している様子。

母親との会話を聞くと、どうやらそのDSはサンタさんから貰ったらしい。
子供がすんごい悲しそうでさ、ゲームができないことよりサンタが怒ってないか気にしてた。
周りも私も何とも言えない気持ちになってたら、
1人の中学生くらいの男の子が子供に近づいてった。

で、自分のDS渡したんだよその子。
しかも「サンタさんから頼まれた」とか言って壊れたDSと自分の交換してた。
子供大喜び。母親は涙ぐみながら頭下げてた。

凄い嘘臭いけど本当の話。
電気ないし水ないし寒いし食料も充分じゃない。
けどだいぶ気持ちが明るくなったよ。

余談だが、この現場を見ていたらしいおばちゃん達、
その中学生に自分達が買った食料分けてた。
私は彼にパワーを貰ったので、これを見たあなた達にもお裾分けしたい。
頑張ろうね。



【第二十八話:必ず来る】

933 おさかなくわえた名無しさん [sage] 2011/07/02(土) 22:24:13.44 ID:3uEDM7bR Be:
仕事ででっかいミスをやった。
半年前にやったようなことをまたやった。
入社二年目、「向いてない」という言葉がふと頭を過ぎった。
帰り際、上司に「この仕事、適性というか、向き不向きってやはりあるんでしょうかねえ」
とぽそりと言ってみた。

延々30分と返事をくれた。
「いつかピンとくる、コツを掴む日がくる。
それがまだなのに適性がどうのこうの語るなど十年早い」と諭された。
普段鬼のような上司に、「分かる日が、できるようになる日がくる」と言われた。
いい年こいて、泣いてしまった。
明日も頑張る。



【第二十九話:一生懸命】
70 名前:水先案名無い人  sage 投稿日:04/07/22(木) 23:12 ID:m92r9Q0V
巨人に移籍後、怪我に泣かされるシーズンが続いた清原。
肉体面のみならず精神面の甘えも叩き直したいとの思いで、
ある年のオフ、弟分の広島(当時)金本と共にとある郊外の寺にこもった。

この寺の修行メニューに、ガンガンに焚かれた火に極限まで
近づいて念仏を唱えるという荒行があった。
屈強で鳴らす清原・金本でさえ、2、3メートル近づくだけで
その熱気にやられ、とても念仏どころではない。

「こんなん無理やで。できるわけないワ」
「なんもこんな思いしてまで修行せんでもええやん」

そんな気持ちにもなり、2人は何をするでもなく火を眺めていた。
ふと見ると、1人の少年が火に向かって歩いている。
驚いた2人はその様子を見守っていたが、少年はまったく動じることなく、
焚き火からわずか1メートルのところまで近づき、直立不動で念仏を唱えだした。
「たいしたガキやな…」
清原はただ呆然とその姿を眺めるだけだった。
そのあと、清原は寺の住職に例の少年について尋ねた。

「ああ、あの子ですか。あの子は、何百万人に1人という難病に冒されていて、
 余命半年もないと医者に言われたんです。
 日本中の医者に診てもらったんですが、どの医者もさじを投げました。
 しかし、彼は生きる希望を捨てなかった。母親とともにこの寺を訪れ、
 あらゆる可能性を求めて修行しているんです。
 あの火の熱さなど、彼がこれまで耐えてきた苦しみに比べれば生易しいものです」

それを聞いた清原は、次の日から少年の横で念仏を唱えていた。
少年とはほとんど口を聞くこともなかったが、
少年の思いは隣にいるだけで痛いくらいに伝わってきた。

そして開幕してまもなく、その少年は息を引き取った。
清原は葬儀には出られなかったが、その代わりに自分のバットを彼の棺に入れてもらった。
彼の死に際し、清原は一言だけコメントを残した。

「あの少年には勇気をもらいました。ありがとう」



【最終話:いつか一緒にビールを飲もう】
ビールうめええええ
http://hatsukari.2ch.net/test/read.cgi/news/1310550219/

2 名前:名無しさん@涙目です。(福島県)[sage] 投稿日:2011/07/13(水) 18:44:19.45 ID:9M9QY3P30
冷奴と枝豆でビール
ボランティア終わりに染みる

5 自分:名無しさん@涙目です。(catv?)[sage] 投稿日:2011/07/13(水) 18:44:58.90 ID:wU26psDR0
>>2
ちょっと感動した
今度もう少し募金してくる

8 返信:名無しさん@涙目です。(福島県)[sage] 投稿日:2011/07/13(水) 18:47:43.82 ID:9M9QY3P30
>>5
ありがとう
俺ら一生懸命除染してっから、お前自身が安全だと思ったら福島に遊びに来てくれ
何年後でもいいから



【終幕動画:「孤独の向こう」平原綾香】
















【カーテンコール:Have a nice day!】
924 :おさかなくわえた名無しさん :05/01/28 14:05:57 ID:Abh/p1dM
もう何年も前になるけど、毎日会社を辞めたくてしかたなくて
いつも「今日こそやめてやる」と言うことしか考えてない時があった。

乗り換えの駅の通路で、寒いからコーヒーを買って飲んでたら、
酔っ払いのおじさんが近寄ってきてなにか言ってる。
「なんだ朝から酔っ払って…あっちにいけよ!」と思っていたら、おじさんが言った。
「お姉ちゃん。なんでそんなに悲しい顔してるの。
どっかに戦いに行くときのような顔してるよ。あんたがそんな顔してたら、
あんたのことを大事に思っていてくれる人は、きっと悲しいと思うよ。」
そのときの自分は、どんな顔をしてたんだろう。

「おじさんも色々あったけど、なんとか生きてるよ。元気が一番だよ。笑ってみなよ。」

自分は、にっ、と笑顔を作ってみた。上手く笑えたかはわからない。
でもおじさんも笑って「いい顔だ」といって歩いていった。
なんかわからないけど、そのとき涙が出そうになった。
どこの誰かもしらない、もう会うこともないおじさん、どうもありがとう。






新作できました!→【2012年度ver】泣けるコピペ-私的30傑


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