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『ホビット 思いがけない冒険』劇場鑑賞レビュー。


2013年初の劇場鑑賞は東京にドカ雪が降った翌日、自身の四十路突入DAYに敢行。
ホラーは大好物だが、ファンタジー物にも目がない四十路ホヤホヤの管理人が、
記念すべき?日に選んだ映画が今作『ホビット 思いがけない冒険』なのでありまして。
最近頑張って口説いてるコには振られっぱなし肩透かしスルーされまくりなので、
まぁ映画でも観て、浮世の辛さを忘れんべ、と雪に足を取られながら単独潜入してきました。
おうそうともさ、四十歳の誕生日に「おひとりさま」で映画観てきたってばYO!
何か文句あっか?あぁん?!ヤモメが映画館に行ったらいかんっう法律でもあんのか!??
俺だってなぁぁああ、そろそろ一緒に映画ぐらい観てくれるコが欲しいんじゃいぃい!!!
あぁぁ!?こんな日に限って何故に劇場はカップルばっかなんじゃーーーッッ!

そんな、半分やけくそ気味の逆ギレモードで夜8時のレイトショー突入した10分後、
浮世の辛さとか、独り身の淋しさとか、スコ〜ンとどっかに行ってしもうたっス。
うむ、ズババッと本音を書くのが当ブログ映画レビュー記事、鉄の掟。
一言でいくぜ?

小学生男子と四十路以上は大興奮確実。

コレぞ冒険活劇映画の正統伝承作!!

架空のモンスターがスクリーンを所狭しと暴れまくり、それと対峙する英雄たち。
その先駆けとなった1933年「キング・コング」の監督ウィリス・オブライエンの後を受け、
20世紀の特撮映画の父と呼ばれるレイ・ハリーハウゼンが発展させ根付かせた、
冒険活劇(エピックファンタジー)を、王道ど真ん中で受け継いだぞ!と四十路喝采の嵐。
もうね、久々に超どストライクな冒険モノを観たわぁ〜って気分になってマジ幸せ。

40歳じゃなくても、大人になってしまえば皆そうだと思うんだが、
「男の子の血」的なヤツ、いつの間にか、どっかに置いて来てしまっていると思うのね。
デカイ!怖い!でもすげぇ!そんな敵と戦う我らが冒険者!ヒーローカックイイ!
仮面ライダーとかウルトラマン観てた時のような、そんな気持ち。
アレがね、もう全身駆け巡る訳なんっスよ、おらワクワクすっぞ、どころじゃないっていう。
いかんいかん、前置きなのに興奮しすぎて長文すぎ。とっととレビューを始めますか!

【このレビューには強烈なネタバレ+完璧なオチバレがあります。ご注意あれ!!!】

さてさて。レビューに突入する前に毎度おなじみ、あらすじ紹介から始めますかね。

【ホビット 思いがけない冒険:あらすじ】
 ホビット族のビルボ・バギンズ(マーティン・フリーマン)のもとに魔法使いのガンダルフ(イアン・マッケラン)が訪れたことから全てが始まる。ガンダルフは邪竜スマウグに奪われたドワーフ族の王国と財宝を取り戻すため、旅を始めようとしているドワーフの王・トーリン・オーケンシールド(リチャード・アーミティッジ)率いる13名のドワーフ達の一行に、体が小さくすばしっこいホビットを「忍びの者」として雇いにきたのだった。初めは渋っていたビルボも、若い頃に持っていた冒険への憧れを本当の体験にするべく、ドワーフ達と旅立つ。
 だが一行の旅は平穏なものではなく、かつてオーリンと激闘を繰り広げ片腕を切り落とされて以来、復讐に燃えるオークの首領・穢れの王アゾグに付け狙われ、ゴブリンの地下王国に追い込まれる。その際にドワーフ達とはぐれてしまったビルボは、地下王国のさらに地下に隠れ潜むゴラム(アンディ・サーキス)が落とした、3000年前に滅ぼされたはずの冥王サウロンが創り上げた「ひとつの指輪」を手に入れ、窮地を脱出する。
 再びドワーフ達に合流したビルボが観たものは、アゾグに倒されたトーリンの姿であった。戦闘経験が無いため、ドワーフ達に小バカにされていたビルボの取った行動とは?そして一行の旅と平行して起こる、世界を再び取り巻かんとする闇の気配の正体とは?




本作は「ロード・オブ・ザ・リング」(指輪物語)の、前日譚のポジションにあるストーリー。
主人公のビルボは、ロードの主人公・フロドの叔父さんにあたるっス。
そのビルボの回想録、という形をとっているスタイルなので、
動画序盤にフロド(イライジャ・ウッド)が出演してるという訳なんですな。
他にもエルフ勢からは裂け谷の領主・エルロンド( ヒューゴ・ウィーヴィング)と
ロスローリエンの森の奥方・ガラドリエル(ケイト・ブランシェット)が、
世界に5人しか居ない魔法使い勢はガンダルフに、白のサルマン(クリストファー・リー)と
LORではお馴染みの面々が勢ぞろいしてるっう、ファンには垂涎の豪華キャスト。
これだけ脇を固めての新作、というコトで個人的期待感もばっちしだったんですが、
そんなキャストを吹き飛ばすかのように鮮烈だったのは、モンスター陣な訳ですYOOOO!!!

あ。
ここから先【強烈に核心に触れてしまうネタバレ】が画像で出ますが、よろしいか?
あまりにもモンスターの造形が素晴らしくて、徹夜で海外サイトを徘徊して探してきました。
未見の方や、ネタバレの類を嫌う方にはここらで引き返した方がよいかも。
いいっすかね、続けて?オチ、バレちゃいますよ?



本作の何が「男の子の血」を滾らせるかと言うと、ひとえにモンスターの面々な訳で。
その造形といい、カメラアングルから編集に至るまで、もうモンスター達を主役にしてる、
ドワーフ?ホビット?いやいや、そちらさんこそ脇役でしょ?と言い切っても過言ではない。
敵が強大で残忍で凶悪であるほど、立ち向かう英雄達が引き立つってもんよ。
ピーター・ジャクソン、やはり貴様わかってるな!

まず、旅の一行を襲うのがオーク達。
こいつらは魔狼と呼ばれる、もののけ姫のモロ様みたいな巨大狼に騎乗してるんだが、
それが、まぁこんな面相な訳っスよ、ドン!


もう、この時点で軽く死ねるんだが、オークの首領・穢れの王アゾグがまた素晴らしい!
そのご尊顔がこちらになる訳なんですが、はい、ドン!



こんな面して、ぶった斬られた片手がフック船長みたいな義手なんだぜ?
もう見た瞬間、おしっこちびりそうになったっう(嬉ション的な意味で
さすがは王、黒い毛皮の魔狼の中で、唯一白(鉄色)に騎乗してるのが渋かっこいいぜ!
俺のはギャプランじゃねぇ、キュべレイなんだ!っう自己主張がステキング過ぎる。

道中、ビルボの機転を示すエピソードとなる対トロール戦。
トロールってのは、体がデカくて凶暴、力持ちなんだがオツムが残念なモンスター。
一見すると怖いんだが、なんとなく愛嬌めいたものもあって憎めない。
そんなモンスターが本作ではどうなるか、それがコイツだ、ドン!


ドワーフと比較出来るシーンじゃないんだが、膝下以下なのよね対比サイズが。
ちょこまかちょこまか翻弄するんだが、あっというまに捕まって。
そんな、恐ろしくもユーモラスな場面にぴったりのちょっと間抜けな造形だと思うね。

で、デカさだけでいったら作中一番ビビったのがストーンジャイアント。
山のように巨大な…と形容されるモンスターって案外、どんなトコにも出てくるが、
ホントに「山が動く」シーンってのを、俺は初めてスクリーンで観た気がする。
直接、一行に害を為すわけじゃなく、ただ喧嘩しあってるトコに巻き込まれちゃうんだが、
そのデカさっぷり、超ド級の迫力は筆舌に尽くし難い。
あんまりよく分からないかもしれないが、頑張ってキャプ画像を探してきたぜ。
そいつがコレだ、ドン!


え?なんかショボくね?ってか。
左のドワーフ一行がしがみついてる岩肌、あそこ、ストーンジャイアントの膝の上なんだぜ!
そのシーン観た瞬間に、劇場で「ウォ…!」とマジで声が出てしまった四十路だ。
40年も生きてきて何本も映画観たハズなのに、その俺様に声を上げさせるなんてよ、
ピーター・ジャクソン、貴様やはり天才か!(モンスター撮らせたら的な意味で

で、だ。
肝心要の、今回の物語のもう一人の主人公と呼べる「邪竜スマウグ」。
この物語の世界、中つ国で最大の固体サイズを誇り、黄金の鱗、巨大な翼と強烈な炎で、
ドワーフ王国を一瞬のうちに灰燼に帰した、恐るべき「黄金竜」。
こいつとの対決が、本作(全3部作/2は今年の年末、3は来年夏に公開予定)の本筋。
だが、ピーター・ジャクソンもちょっとは考えたみたいだ。
そんな最大級の悪役を、いとも簡単に観客に見せてもいいのだろうか、と。
ココはグッと我慢して、客の興味を引くのが興行的にも盛り上がるんじゃなかろうか、と。
うむ。一切姿を見せないアングルで押し通しやがった(笑
常にカメラアングルの外側から襲い掛かり、蹴散らし、炎を吐き、蹂躙する。
そんな、イメージ優先手法で撮ってたのよねぇ、ちょい残念。
ま、ホラー映画では序盤によくあるシークエンスですな、姿を見せずに襲い掛かるってのは。
それを今回は、このスマウグでヤッちゃったもんだからストレス溜まる!
が、しかし。
ラストのラスト、オチ中のオチでちらりと見せた、あの姿!もちろんキャプ発掘は完了だぜ!
いいか、いくぜ、こいつがたった1シーンだけ見せた邪竜の姿だ、ドン!


………。
これだけ抜き出したら、なんのこっちゃ?だとは思うんですが、
実はここの直前のシーンがもの凄いコトになっているんですよ、奥さんッッッ!!!
ドワーフがせっせこ貯めこんでいた、金の財宝の山をプールにして潜んでいるんですが、
そこのCG、アレ、何ヶ月かかって作業したんだろう、ポカーンな感じで。
その中から覗く、眼。
中々に観客を怖がらせる、というコトについての腕前も上げてきたピーター・ジャクソン。
そこんトコは褒めたいんだが、まぁ姿を見せないのはストレス溜まる。
なので、オチバレのお詫びとして、当ブログの過去記事をひとつ御紹介させていただこう。


2年前にこのブログで行った特集企画なんですが、
153枚のドラゴン画像を国内&海外から掻き集めてきた、一大ドラゴンアート展示会。
未だに、この記事のクオリティを超えるものは見た事がないと自信もってます。
スマウグの姿を見せないまま年末まで待たされる鬱憤を、少しでも晴らしてもらえれば。



さて、レビューの方を締めるとしますか。。
この映画に関しては、どんなに言葉で説明しようとも説明出来なくて、
一枚の画像を見てもらった方が、間違いなく興味を持ってもらえるんじゃないか?と。
冒険活劇、ってのはやはり越えなければならない困難が大きければ大きいほど、
それに立ち向かう主人公たちが引き立つ訳で、本作はその困難がモンスターズにある。
LORのような、なんだか辛い旅路、ってな重い空気感が漂う物語ではなくて、
怪物から国と宝を取り返すぜ!
取り返す旅の途中で別の怪物に出会ったぜ!
えぇい面倒だ、野郎どもヤッちまいな!
ってな感じでホントに爽快な、単純至極なノリに近いのね。
物語自体も、作者が自分の孫に聞かせるために作ったお伽話、という主旨なんで。
だからこそ。
この映画は小学生の男の子に、ぜひ観せてあげてほしい。
そして、その男親にも一緒に映画館に行って、親子で観てほしい。
間違いなく帰りの家路で「男の子の血」が爆発した、男の子同士の会話が出来るハズ。
ゴジラもガメラも居なくなった今の日本に、本当に必要な要素をこの映画は持っている。
大怪獣にワクワクしたあの気持ちを、ぜひ、この映画でもう一度。
大怪獣をゲームやアニメの中でしか観た事がない、ある意味でかわいそうな子供たちに、
この映画で、動き、飛び、跳ね、暴れまわる、モンスターの「勇姿」を一度だけでも。
そして冒険活劇というジャンルの灯火を、また後世に継いでくれれば。
それこそが、きっとピーター・ジャクソンの真の狙いなんじゃないだろうかなぁ。
そんなふうに推測しちゃった、四十路なのでありました。

え?
それは分かったけど、女の子とかお母さんには、この映画どうなのかって?
あ、ダメダメ。
カップルでデートムービーにしようとか、問答無用で反対っス。
なんでかって?その証拠の画像を最後に御覧いただきましょうか、こちら、ドン!


この面子がドワーフとホビット、今回の旅の一行になる訳なんですが分かりますかね?
真ん中が主人公のビルボ。LORのフロドと違って、もうすっかり中年。
左右と後ろがドワーフ。髭を生やしたズングリムックリの体型なのがドワーフの造形。
こんなのが13人も居る訳なんですよ。魔法使いはお爺ちゃんだし。
ね?何が言いたいか分かるっしょ?

むさ苦しい髭面オヤジばかりで華がねぇ!

お姉ちゃん要素はともかく、アラゴルンやレゴラスといったイケメン要素も皆無の今作。
観てて本当に思ったのが、画面が濃いいなぁ、と。
それは何もモンスターばかりっう意味じゃなく、ドワーフ13人的な意味で。
ピーター・ジャクソン、貴様、興行収入的な面での営業努力を放棄しやがったな!
ま、そこが原作を真に理解してる部分なんですけど。

という訳でこの映画は、ご家族でお出かけの際は上映時間の170分は、
確実にお母さんが買い物してる場合のみ、お父さんがお子さんをお連れ下さいますよう(爆



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