<< 女体盛り。 | main | 京極夏彦「邪魅の雫」読了。 >>

スポンサーサイト

  • 2016.08.26 Friday
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

一定期間更新がないため広告を表示しています


私的名画レビュー『下妻物語』

久々なPOO的映画批評は、最近元気な邦画から「下妻物語」をチョイス。



深田恭子も土屋アンナも特に興味が無く、ゴスロリが好みでもないのに
POOの中の何かが「これは来る!」と、かってないぐらいに大騒ぎ出しまして劇場に。
その時一緒に観ていた、女子大生の桃ちゃんは深田恭子の大ファンで、
ヒラヒラフリフリが大好きな天然ちゃんだったのですが、
観賞後に、土屋アンナがイイ!イイ!と騒いでいた僕と大口論になって
別れてしまったのも、今では良い想い出……なわけないやろぅ!!
逃がした巨乳は、ホントにデカかったよぅ〜。
…おっさんの下ネタに突入する前に、とっとと行きますか(汗

女の熱い友情を見事に描ききった、青春邦画の佳作「下妻物語」(2004)の独白です。
まず、恒例のあらすじ紹介から参りましょうか。

ロリータファッション命の友だちのいない少女、深田恭子演じる桃子と、
特攻服を着こなすレディース(暴走続の女版)のヤンキー娘、土屋アンナ演じるイチゴ。
茨城県下妻という、超ド田舎を舞台に2人が織り成す、青春ど真ん中の友情物語り。
桃子が小遣い稼ぎにバッタモン(贋作ブランド)をイチゴに売ろうとする所から、
2人が出逢い、一見噛み合わなさそうな女の子達の奇妙な友情が芽生えていく。
伝説の女刺繍師ヒミコの行方を求めながら、2人の青春は何処に行く?
嶽本野ばらの同名小説を映画化。

ロリータ少女とヤンキー娘。
このとんでもないギャップで、どうやって話作るんや?と原作未読のPOOは
気になって気になって、大袈裟じゃなくオチが想像出来なかったっス。
その時点でもうPOOの負け。前売り券まで買ってしまいましたがな。
前述の、白とかピンクが大好きな女子大生と封切り2日目に劇場に行ったのですが…
女の子同士の友情って、いいものなのね〜とシミジミしてしまいました。

男の美学っていう言葉はよく聞いたり、自分でも使ったりしますが、
この映画全編に溢れているのは、言うならば「女の美学」。
男ならこう流す、こうやり過ごすって場面で、
桃子とイチゴは「女の子としての筋」を通すべく奔走し、次々に問題を呼ぶのですが
男のPOOからしてみれば、それは想像の斜め上45度なので、まぁ新鮮。
女の子のリアルな生態を覗き観てるような感覚でした。
だからといって理解出来ないんじゃなくて、もう痛快なまでの美学の貫き方に
オッサン独りでスタンディングオべーションやりかけたぐらい。

下妻という土地柄を、ジャスコをネタに茶化したり、
桃子の生まれ育ったバッタモン天国(あれは尼崎の事か?)の茶化し方がツボすぎて、
その土地を知らない人間でも、さらっと物語に入っていけるのも上手い。
アニメを挟んで話を展開したりなど、飽きさせない、畳み掛ける102分。
ほんと短かったな〜と思えるほど、無駄がない脚本なのに、
構図は無駄な空間まで上手く取り込んだ、贅沢な絵作り。

どんな監督だ、おい。新人にしてはズバ抜け過ぎやろ!と調べてみると
監督の中島哲也って、スローで卓球やりまくるビールのCM作った人なのね〜。
映像のツボを知り抜く人間だから、色使いも豪華。
ヴィジュアルイメージとしても刺激がクルので、センス勝負の人間は必見かも。

肝要の役者陣ですが、まぁこれが凄い。っうか怪演大全開!
桃子の両親役の宮迫博之&篠原涼子、イチゴが淡い想いを寄せる阿部サダヲ、
桃子の祖母の樹木希林、八百屋の旦那の荒川良々、893の本田博太郎…
もう鼻血が出まくるぐらい個性的で怪しい演技が、これでもか!これでもか!と。

そして主演の深田恭子と土屋アンナ。この対比が実にジャストフィッテイング。
正直、深キョンの演技力だけが鑑賞前の唯一の心配だったのですが、
独特の雰囲気が、夢見るロリータ少女にぴったりマッチして、まさに適役。
ぶっちゃけ書くと、ボロが出ないという感じ。安心して観れたのは初めてか?
そして土屋アンナが、もうPOOの中ではぶっちぎり!!!
仕事柄、何度か土屋アンナのファッションページをデザインした事があるんですが、
その時は、へ〜綺麗な日本人やね〜ぐらいだったのですが、
ヤンキー役がガッチリマッチして、ヤンキー好きな僕は燃えまくり。
ラストのポスターでは、もう燃えを通り越して、萌え萌えでした。
DVDのは副音声で観ると、監督と深キョン、土屋アンナの3者での解説が聴けるんだが
喋ってるのはほとんど監督と土屋アンナで、
劇中よりもさらにけだるいべらんめぇ口調で喋るんですが、これがまた堪らん♪

随分と長い解説になりましたが、最後にひとつ。
それは桃子の生き方。
「好き」という気持ち、それだけで仕事という大きな「道」を選ぶ不安や葛藤。
それを笑い飛ばしながらも、そいつなりに真剣に考えてくれる友人の存在。
ホント、青春の友情が(理想的にではありますが)良く描かれています。
年が明けると、若い人は自分の道を決めなきゃいけない時期。
そんなリアルタイムに悩み、揺れ動く世代にこそ観てもらいたい一本です。

あなたの桃子的な部分は、きっと誰かのイチゴな部分に救われるハズ。





スポンサーサイト

  • 2016.08.26 Friday
  • -
  • 15:28
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック
土屋アンナプロフィール
土屋アンナの画像や壁紙に興味あるアナタ!!!そんなあなた必見のブログです♪土屋アンナの最新情報や画像etcたくさん集めてみました。土屋アンナファンのみなさんのお役に立てればと思います。
  • 土屋アンナ画像壁紙etc最新情報!!!
  • 2007/05/08 10:21 PM
calendar
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< May 2017 >>
sponsored links
counter
POO_TWEETS
今月の標語。
access analysis
御連絡はこちら。
Powered by NINJA TOOLS
selected entries
categories
archives
recent comment
  • デパートの屋上、少年、袋いっぱいのヌイグルミ。
    さち (04/24)
  • エキスポランド元従業員の独白。
    POO (04/09)
  • エキスポランド元従業員の独白。
    しば漬 (04/09)
  • エキスポランド元従業員の独白。
    POO (03/25)
  • エキスポランド元従業員の独白。
    藤白台 (03/25)
  • “知的障害者”は合法的に犯罪が許されるのだろうか。
    POO (11/23)
  • “知的障害者”は合法的に犯罪が許されるのだろうか。
    三段box (11/23)
  • 『シン・ゴジラ』劇場観賞レビュー。
    アキゴジ (11/06)
  • 『シン・ゴジラ』劇場観賞レビュー。
    POO (08/28)
  • 『シン・ゴジラ』劇場観賞レビュー。
    POO (08/28)
recent trackback
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM