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『●REC/レック』レビュー。
- 2009.03.30 Monday
- シネマな独白
- 03:00
- comments(12)
- trackbacks(0)
- by POO
JUGEMテーマ:映画
レンタルビデオ屋で借りて来た映画を誰に頼まれたワケでもないのに、
POOが勝手にレビューしたるでぇ記事も今回で25本目のレビューとなりました。
さて今回は珍しくもイタリア産、それもホラー映画の御紹介と参りたいと思います。
…珍しいのはイタリア製作っうトコで、ホラーをレビューするのは珍しくない(爆
この「●REC」、本国イタリアでは100万人動員人気爆発を博したらしいんですが、
結論から先に書いておくと、意外に傑作一歩手前の出来で、十分「天晴れ」進呈。
っうか、がっちりばっちり掘り出し物!な佳作で、これはちょっと観とけレベル。
こういうお宝をたまに引き当てたりするから、映画漁りってのは止められませんな♪
…ちなみに同名の韓国産ホラー映画もあるが、あっちはクソだから間違うな(苦笑
面白い方はタイトルの頭に「●」←こういう丸がついてる方だかんな!
さてさて、まずは恒例のあらすじ解説から参りましょうかね。
主人公のTV女性レポーター、マニュエラ・ヴェラスコ演じるアンヘラは、深夜番組のロケで消防隊員の活躍を撮影するために、カメラマンと2人で深夜の消防局を訪れていた。しかしその日は事件も起きず平穏な夜。想像していた激務の様子は無く、こんなぬる〜いレポートで視聴率が取れるのか?と焦り始めたアンヘラの耳に、緊急出動を知らせるベルが。これ幸い!とばかりに出動する隊員に同行。到着したのは古ぼけた一件のアパート。どこにでもあるような5階立てのアパートで、1人の住民が異様な叫び声と共に倒れたという。その住民のもとに駆け付けた隊員に突如襲い掛かる血まみれの被害者。首を食いちぎられ出血多量の隊員を撤収させようとすると、突如保健所がアパートを全面封鎖し、アンヘラ達は屋外に出る事を禁じられてしまう。なぜ出られない?満足な回答を得られないまま、時間だけが過ぎて行く。アンヘラは役所の横暴さをTVで訴えてやる!とこれから起きる事を全て録画するようにカメラマンに指示。REC(録画)されたアパート内部には、実は恐るべきモノが潜んでいるとも知らずに―――。
…っう感じで、あらすじで解説しなくてもTOP画像でピン!ときた方もいるかと。
そう、全編が主人公と同行してるカメラマンの主観撮影になってるワケなんっスな。
「ブレアウイッチプロジェクト」とか「クローバーフィールド」とかと同じで、
劇中の登場人物が持つビデオカメラの視点によって、物語りも進んで行くっうアレ。
え〜!?あのカメラワークってさ、グルグル揺れて乗り物酔いみたいになるから
好きじゃないんだよね〜…なんておっしゃるソコのアナタ!安心したまえッ!!
ブレアは学生が撮った、という設定で、クローバーはシロートが撮ったっう設定。
それに引き換え、「●REC」は【プロのTVカメラマン】が撮ったという設定なのだ。
うむ!見事なまでに手ブレが少ないから安心して見れる。さすがプロ(笑
まぁね、ダッシュしたりしてるシーンではさすがにブレるんだけど、
気持ち悪いブレじゃないんで、主観撮影が嫌いだから…でスルーするのは惜しい。
POOはブレアもクローバーももちろん観た上でマジに書きたいんだが、
この「●REC」、あれ?これって主観撮影だったんだっけ?と思うくらい酔わない(笑
さて、酔わない主観撮影っう点も十分ポイントが高いんだが、
今作がどんだけ凄いかっていうと、上映時間が77分しかないんだな、実は。
最近は3時間越えしてる超大作が多い中、1時間17分っうと短くて損した気になる?
むはは、甘いな〜。損した気になる人は砂糖の35倍ぐらい甘い考えだぞッ!!
映画の最大のポイントは何か?
たったひとつだけ挙げるならばそれは【テンポ/リズム】なんだよな〜、やっぱり。
いくら綺麗で壮大な映像だろうが、ダラダラやってりゃ飽きて来る。
一昔前の邦画に多いよな、自己満足の映像を垂れ流しにしてるヤツってのが。
ありゃ、自分は【編集が出来ません】って言ってるだけだから質が悪い。
しかし!
この「●REC」はむっちゃくちゃテンポがイイ!んっス。
息をつかせぬ、という言い回しがあるんだが、本作はまさにそう。
息継ぎしてるヒマなんてね〜ぞゴラァ!!っう具合に、次から次に畳み掛けて来る。
あっちゅうまの77分。POOの体感時間は40分あったかな?ぐらいな感じ。
このリズムの良さ、テンポの切り替えの早さってのが、非常に優れているんっス。
さぁ、そろそろ【ネタバレ注意】ゾーンに突入しますぜ?
ネタバレを嫌う読者さんは、とりあえず上記の2点で必見をオススメしときまっス。
…あ、もう1点のポイントでもオススメ出来るわ。
この主人公の女性レポーター・アンヘラなんですが、最初に登場した瞬間、
TEIJINのCMに出て来るカトリーヌかと思った(苦笑
いやいやいや、マジでめっちゃくちゃ似てるねんて!!!
最初の2分ぐらいで、いつ「だけじゃないテージン!」て言うのか考えてたぐらい(笑
あのCMのコが大きくなったらこういうオンナになるんだなぁ〜と想像出来る点で、
ネタバレ嫌いの方にはオススメしたいかと思いまっス。うはは。
さってと。
ネタバレゾーンに入りますが、よろしいですかね?
この「●REC」って映画は、いわゆる「ゾンビ系」のホラー映画なのよね。
アパートの住民達が唾液感染で伝染していく謎の病原体によって狂っていくっう。
あ、わかった?
そう、あらすじで本編冒頭に【噛まれた】人がいるって書いたっしょ?
うひひ、そうなんっスわ、主人公達がアパートに到着した時には1人しかいなかった
ゾンビ(正確にはゾンビじゃないけど)が、もうここで倍増してるっう。
…てなるとですな、後はもうゾンビ増殖になるワケなんっスよな、もちのロンで。
でも脱出は出来ない。そう【封鎖】されたって書いてたっしょ?
真ん中に螺旋階段ひとつしかない狭っ苦しいアパートで、次々増殖するゾンビ。
逃げようにも逃げ場所がなく、ただひたすら上か下に逃げまどう主人公。
この展開だからこそ、序盤で褒めた「テンポの良さ」が格別に効いてくるワケなのよ。
どの辺で効いてくるのか?
それは「新しいゾンビが登場する」、そのシーンで【いきなり感】が増すのよね。
増す、なんて可愛いレベルじゃないのが「●REC」。もうね、3倍増し。
お前等は全員「赤い彗星かよっ!?」っうレベルでのいきなり感3倍。
ザコとは違うのだよ、ザコとは。それぐらいのインパクトがあるのな、ホントに。
ホラー映画の採点ポイントに、いかに観客を怖がらせるか?っうのがある。
それが血だったり、もげた肉体だったり、拷問方法だったり、まぁ色々あるんだけど
共通する最大の演出ってのは【どうやってビックリさせるか?】なのな。
そうねぇ〜…ありがちな日本的手法なら、
1)まず電気が点滅して真っ暗になる。
2)BGMが掛かる。もしくはBGMが途切れる。
3)カメラが遠くを映し出す。もしくは左右を映し出す。
4)主人公の顔アップ。恐怖におののいた表情なので、さすがにみんな気付く。
5)主人公の顔を中心にしてたアップのカメラが、右肩の方に少しズレる。
6)右肩の奥に、なんか蠢くモノが…
7)蠢くモノの気配を感じ取って振り返る主人公
8)その主人公の目線のようにカメラ、蠢くモノをズームアップで撮る
9)ギャー!
これぐらいのステップを踏むワケですよ、観客を怖がらせるのに。
コレが悪い、って言ってるワケじゃないんっスよ?
期待感や恐怖感っうのを、溜めに溜めてじらしまくってドッカーン!っう手法は
カタルシスの一気解放っう観点からもアリ。
こういう「間」を楽しむのもホラー映画の醍醐味っうヤツなんです。
でもなぁ、日本ホラー映画はここから進歩が無い。それがイカンっう話。
もうね、飽きたっうの。
出るぞ〜出るぞ〜と散々ヤラれて、ハイ出ました!で驚けるのは小学生まで。
もうね、三十路も半ばになってくると(3)ぐらいで「早く出せやゴラァ!!」っスよ。
なんかAV観てて、前戯とかフェラとかどうでも良くなってくる感覚に似てる(苦笑
しかし、だ。
「●REC」にはこの「溜め/間」っうのが一切無い。もうね、清々しいぐらいに無い。
いきなり(9)っスよ、ホントに。(1)すら無い(笑
ドッカンドッカンドッカーン!!!と惜し気も無く、ゾンビ登場の連発。
最初はいきなり感が怖いんだけど、段々怖いの通り越して笑ってしまうっう(苦笑
で、ふと2つほど思ったのな。
まず、怖過ぎて笑う、ってのはきっとこういう状況を言うんじゃないだろうかって。
人は恐怖感のキャパ(容量)を超えちゃうと、きっと笑うしかないっう。
POOも真夜中に「●REC」観てて笑ってたけど、たぶんね、目はイッてたと思う(苦笑
んで2つめに思った事。
イタリア人、あいつらはセックスする時は即挿入派だな、絶対に(爆
出し惜しみしないで、とにかくドーン!!を連発する。
それがおなざりとかあからさまじゃなく、非常に良く計算されたタイミングで来る。
この演出は本当に凄い。
たぶん計算してるんじゃなく監督の肌感覚的な物なんだろうけど、だから余計凄い。
本能的な部分で、観てる観客の度胆をドンドコ抜かさせてくれるのね。
そりゃ100万人も動員もするわっう話ですよ。
脚本的な部分では、まぁ粗いとは思う。
結局意味の無かった地下室脱出の情報のトコとか、屋上のアレの意味とかな。
大体、あんだけ猛り狂って襲い掛かって来る凶暴ゾンビなら、
なんでシート一枚突き破ってアパートの外に出ないのか?っう部分とかで(苦笑
でも、それらを遥かに凌駕するスピード感、リズム感に「天晴れ」進呈。
POO的には近年稀に観る「最強のお化け屋敷ムービー」と命名したいと思います。
ドッキリビックリに全てを賭けたB級なトコが、遊園地のお化け屋敷(笑
是非、仲良くなり始めた異性とかと一緒に観るのがオススメ。
ぜって〜〜〜〜に100%間違いなく密着出来るから(笑
そうっスな〜、そういう鑑賞の際のキャッチコピーをPOOが考えるとするなら、
「あなたの部屋が今夜、お化け屋敷になる」でいかがでしょう?
え?くだらねぇって?
やかましい、そんな密着ムービーを独りで観てた俺の身にもなれってんだ!(自爆
関連記事→【『●REC2』劇場鑑賞レビュー】
主人公のTV女性レポーター、マニュエラ・ヴェラスコ演じるアンヘラは、深夜番組のロケで消防隊員の活躍を撮影するために、カメラマンと2人で深夜の消防局を訪れていた。しかしその日は事件も起きず平穏な夜。想像していた激務の様子は無く、こんなぬる〜いレポートで視聴率が取れるのか?と焦り始めたアンヘラの耳に、緊急出動を知らせるベルが。これ幸い!とばかりに出動する隊員に同行。到着したのは古ぼけた一件のアパート。どこにでもあるような5階立てのアパートで、1人の住民が異様な叫び声と共に倒れたという。その住民のもとに駆け付けた隊員に突如襲い掛かる血まみれの被害者。首を食いちぎられ出血多量の隊員を撤収させようとすると、突如保健所がアパートを全面封鎖し、アンヘラ達は屋外に出る事を禁じられてしまう。なぜ出られない?満足な回答を得られないまま、時間だけが過ぎて行く。アンヘラは役所の横暴さをTVで訴えてやる!とこれから起きる事を全て録画するようにカメラマンに指示。REC(録画)されたアパート内部には、実は恐るべきモノが潜んでいるとも知らずに―――。
…っう感じで、あらすじで解説しなくてもTOP画像でピン!ときた方もいるかと。
そう、全編が主人公と同行してるカメラマンの主観撮影になってるワケなんっスな。
「ブレアウイッチプロジェクト」とか「クローバーフィールド」とかと同じで、
劇中の登場人物が持つビデオカメラの視点によって、物語りも進んで行くっうアレ。
え〜!?あのカメラワークってさ、グルグル揺れて乗り物酔いみたいになるから
好きじゃないんだよね〜…なんておっしゃるソコのアナタ!安心したまえッ!!
ブレアは学生が撮った、という設定で、クローバーはシロートが撮ったっう設定。
それに引き換え、「●REC」は【プロのTVカメラマン】が撮ったという設定なのだ。
うむ!見事なまでに手ブレが少ないから安心して見れる。さすがプロ(笑
まぁね、ダッシュしたりしてるシーンではさすがにブレるんだけど、
気持ち悪いブレじゃないんで、主観撮影が嫌いだから…でスルーするのは惜しい。
POOはブレアもクローバーももちろん観た上でマジに書きたいんだが、
この「●REC」、あれ?これって主観撮影だったんだっけ?と思うくらい酔わない(笑
さて、酔わない主観撮影っう点も十分ポイントが高いんだが、
今作がどんだけ凄いかっていうと、上映時間が77分しかないんだな、実は。
最近は3時間越えしてる超大作が多い中、1時間17分っうと短くて損した気になる?
むはは、甘いな〜。損した気になる人は砂糖の35倍ぐらい甘い考えだぞッ!!
映画の最大のポイントは何か?
たったひとつだけ挙げるならばそれは【テンポ/リズム】なんだよな〜、やっぱり。
いくら綺麗で壮大な映像だろうが、ダラダラやってりゃ飽きて来る。
一昔前の邦画に多いよな、自己満足の映像を垂れ流しにしてるヤツってのが。
ありゃ、自分は【編集が出来ません】って言ってるだけだから質が悪い。
しかし!
この「●REC」はむっちゃくちゃテンポがイイ!んっス。
息をつかせぬ、という言い回しがあるんだが、本作はまさにそう。
息継ぎしてるヒマなんてね〜ぞゴラァ!!っう具合に、次から次に畳み掛けて来る。
あっちゅうまの77分。POOの体感時間は40分あったかな?ぐらいな感じ。
このリズムの良さ、テンポの切り替えの早さってのが、非常に優れているんっス。
さぁ、そろそろ【ネタバレ注意】ゾーンに突入しますぜ?
ネタバレを嫌う読者さんは、とりあえず上記の2点で必見をオススメしときまっス。
…あ、もう1点のポイントでもオススメ出来るわ。
この主人公の女性レポーター・アンヘラなんですが、最初に登場した瞬間、
TEIJINのCMに出て来るカトリーヌかと思った(苦笑
いやいやいや、マジでめっちゃくちゃ似てるねんて!!!
最初の2分ぐらいで、いつ「だけじゃないテージン!」て言うのか考えてたぐらい(笑
あのCMのコが大きくなったらこういうオンナになるんだなぁ〜と想像出来る点で、
ネタバレ嫌いの方にはオススメしたいかと思いまっス。うはは。
さってと。
ネタバレゾーンに入りますが、よろしいですかね?
この「●REC」って映画は、いわゆる「ゾンビ系」のホラー映画なのよね。
アパートの住民達が唾液感染で伝染していく謎の病原体によって狂っていくっう。
あ、わかった?
そう、あらすじで本編冒頭に【噛まれた】人がいるって書いたっしょ?
うひひ、そうなんっスわ、主人公達がアパートに到着した時には1人しかいなかった
ゾンビ(正確にはゾンビじゃないけど)が、もうここで倍増してるっう。
…てなるとですな、後はもうゾンビ増殖になるワケなんっスよな、もちのロンで。
でも脱出は出来ない。そう【封鎖】されたって書いてたっしょ?
真ん中に螺旋階段ひとつしかない狭っ苦しいアパートで、次々増殖するゾンビ。
逃げようにも逃げ場所がなく、ただひたすら上か下に逃げまどう主人公。
この展開だからこそ、序盤で褒めた「テンポの良さ」が格別に効いてくるワケなのよ。
どの辺で効いてくるのか?
それは「新しいゾンビが登場する」、そのシーンで【いきなり感】が増すのよね。
増す、なんて可愛いレベルじゃないのが「●REC」。もうね、3倍増し。
お前等は全員「赤い彗星かよっ!?」っうレベルでのいきなり感3倍。
ザコとは違うのだよ、ザコとは。それぐらいのインパクトがあるのな、ホントに。
ホラー映画の採点ポイントに、いかに観客を怖がらせるか?っうのがある。
それが血だったり、もげた肉体だったり、拷問方法だったり、まぁ色々あるんだけど
共通する最大の演出ってのは【どうやってビックリさせるか?】なのな。
そうねぇ〜…ありがちな日本的手法なら、
1)まず電気が点滅して真っ暗になる。
2)BGMが掛かる。もしくはBGMが途切れる。
3)カメラが遠くを映し出す。もしくは左右を映し出す。
4)主人公の顔アップ。恐怖におののいた表情なので、さすがにみんな気付く。
5)主人公の顔を中心にしてたアップのカメラが、右肩の方に少しズレる。
6)右肩の奥に、なんか蠢くモノが…
7)蠢くモノの気配を感じ取って振り返る主人公
8)その主人公の目線のようにカメラ、蠢くモノをズームアップで撮る
9)ギャー!
これぐらいのステップを踏むワケですよ、観客を怖がらせるのに。
コレが悪い、って言ってるワケじゃないんっスよ?
期待感や恐怖感っうのを、溜めに溜めてじらしまくってドッカーン!っう手法は
カタルシスの一気解放っう観点からもアリ。
こういう「間」を楽しむのもホラー映画の醍醐味っうヤツなんです。
でもなぁ、日本ホラー映画はここから進歩が無い。それがイカンっう話。
もうね、飽きたっうの。
出るぞ〜出るぞ〜と散々ヤラれて、ハイ出ました!で驚けるのは小学生まで。
もうね、三十路も半ばになってくると(3)ぐらいで「早く出せやゴラァ!!」っスよ。
なんかAV観てて、前戯とかフェラとかどうでも良くなってくる感覚に似てる(苦笑
しかし、だ。
「●REC」にはこの「溜め/間」っうのが一切無い。もうね、清々しいぐらいに無い。
いきなり(9)っスよ、ホントに。(1)すら無い(笑
ドッカンドッカンドッカーン!!!と惜し気も無く、ゾンビ登場の連発。
最初はいきなり感が怖いんだけど、段々怖いの通り越して笑ってしまうっう(苦笑
で、ふと2つほど思ったのな。
まず、怖過ぎて笑う、ってのはきっとこういう状況を言うんじゃないだろうかって。
人は恐怖感のキャパ(容量)を超えちゃうと、きっと笑うしかないっう。
POOも真夜中に「●REC」観てて笑ってたけど、たぶんね、目はイッてたと思う(苦笑
んで2つめに思った事。
イタリア人、あいつらはセックスする時は即挿入派だな、絶対に(爆
出し惜しみしないで、とにかくドーン!!を連発する。
それがおなざりとかあからさまじゃなく、非常に良く計算されたタイミングで来る。
この演出は本当に凄い。
たぶん計算してるんじゃなく監督の肌感覚的な物なんだろうけど、だから余計凄い。
本能的な部分で、観てる観客の度胆をドンドコ抜かさせてくれるのね。
そりゃ100万人も動員もするわっう話ですよ。
脚本的な部分では、まぁ粗いとは思う。
結局意味の無かった地下室脱出の情報のトコとか、屋上のアレの意味とかな。
大体、あんだけ猛り狂って襲い掛かって来る凶暴ゾンビなら、
なんでシート一枚突き破ってアパートの外に出ないのか?っう部分とかで(苦笑
でも、それらを遥かに凌駕するスピード感、リズム感に「天晴れ」進呈。
POO的には近年稀に観る「最強のお化け屋敷ムービー」と命名したいと思います。
ドッキリビックリに全てを賭けたB級なトコが、遊園地のお化け屋敷(笑
是非、仲良くなり始めた異性とかと一緒に観るのがオススメ。
ぜって〜〜〜〜に100%間違いなく密着出来るから(笑
そうっスな〜、そういう鑑賞の際のキャッチコピーをPOOが考えるとするなら、
「あなたの部屋が今夜、お化け屋敷になる」でいかがでしょう?
え?くだらねぇって?
やかましい、そんな密着ムービーを独りで観てた俺の身にもなれってんだ!(自爆
関連記事→【『●REC2』劇場鑑賞レビュー】
【2012.4.28/『●REC3』劇場鑑賞レビュー:記事UP】
- コメント
- 見ているだけで楽しくなります。行った気分で満喫!また、遊びに来ます!
-
- うつ病
- 2009/03/30 12:04 PM
- >うつ病さん
どもも、コメントありがとうございまっス。
…しっかし、どえらいハンドルネームっスなぁ(苦笑
リンク先もいまいち意味が分かりませんが、
POOもそのうち御厄介になるかもしれないので、リンク残しておきますわ(爆
…行った気分で満喫って、ゾンビ満載のアパートにっスか?
POOならそんなとこに行った気分にはなりたくないんですが(笑
ま、こんなブログでよければ、またお越し下さいな〜。 -
- POO
- 2009/03/31 6:51 AM
- あ、これ、俺も要チェックと思ってたんだけどもうレンタルされてたんだ。俺がいいなぁと目をつけた時はまだ出てなかったんだよね。
ネタバレんとこは読んでないから、見てからまた読もう。 -
- VFR-rider
- 2009/03/31 12:28 PM
- >ライダー兄さん
うん、コレは結構面白かったっスよ♪
前半っうか導入、アパート行くまでがクソだるいけどな。
ん〜早く乳見せろよな〜とか思いながら見てたwww -
- POO
- 2009/04/01 2:35 AM
- さっそく借りてきて、見ましたぜ。
うん。確かに面白かったッス。仰るとおり、ちと納得いかない部分(屋上とかアパートの外とか)あるけど気にならんレベルですな。
オイラ、基本的に映画はDVD借りて予告で面白そうだと感じたら借りるようにしてるんだけど、これもその一本でした。まぁホステルみたいに適当に手にとって借りるってのもあるけど。
で、適当に手にとってつながりで。
この前「スネーク・フライト」っうのを借りてみたんだがこれが面白かった。飛行機の中が蛇だらけ、って映画。そこでそのスネーク・フライトの近くに置いてあって今気になってるのが「デッド・フライト」。飛行機の中でゾンビ発生っちゅう映画。
ちょっとヤヴァイにおいがプンプンしてて、手を出す勇気がもてないでおります。 -
- VFR-rider
- 2009/04/02 9:01 PM
- >ライダー兄さん
は、早いな、もう観たんかいw
ちゃんと女の子と一緒に観たかえ?独りで観たならまったくもってPOO状態だwww
あぁ〜名前が似てるパターンはですな、
デスキューブとかキューブハザードとかCUBEのパクりで懲りに懲りたwwwww
ああいうのって中身に自信がないからパクるパターンが多いんで、
まぁ止めといた方が無難だぜ?
っか何か?俺に先に借りさせよとそとるのかね?wwwww -
- POO
- 2009/04/03 12:14 PM
- しっかりと、ひっそりと、夜中に、独りで、観ましたwwww
あぁ、CUBEは面白かったですな。
映画版バイオハザードで、ワン隊長のレーザーでの切り刻まれ方見てCUBEを思い出しました。
で、名前が似てるパターン。
俺も懲りてるんだよね〜。だから勇気がでないんデツ。
まぁ観たいってんなら止めないけど、きっと俺が借りるでしょう。そういう作品の見方はわかってるつもり。B級はB級とわかったうえで観ると面白いからね。期待すると負け。
あ、でも。同じく似ているつながりで行くと、やっぱり「ソウ」っぽいパッケージには胡散臭さがプンプンしているので見方がわかっていても手は出せないデフwwww -
- VFR-rider
- 2009/04/03 10:38 PM
- >ライダー兄さん
なんだんねん、俺と同じで夜中独り系っスかよwwwwwwww
名前が似てるパターンで「ソウ」って出たけど、そんな記事、
この俺様が書いて無いとでも思ってるのかね?www
ウチの過去記事↓
【パッケージデザイン考察。】http://poo-mono.jugem.jp/?eid=237
もう済ませてあります、うひょひょwww -
- POO
- 2009/04/06 9:48 AM
- ムフフ。
引っかかったな
オイラが知らぬと思ったかwwww
うむ。ひとえに「ソウ5」を観たよって伝えたかったが為に引き合いに出したのさ。 -
- VFR-rider
- 2009/04/07 7:42 PM
- >兄さん
ハマったのは私の方だとでも言うのかッ!?
…やられたわwww
ソウか〜。3ぐらいまでしか観てねぇや。レビューは兄さんに任せたぜ!w -
- POO
- 2009/04/09 3:24 AM
- 他人のブログでレビューってのも何なのでwww
でも、一言。
「まだ続きソウ」 -
- 2009/04/11 8:56 PM
- おあとがよろしいようで…。
って、全然よろしくないわ!ww
なんだ、まだ続くのか〜。もうちゃんと完結するまで見るのやめたwww -
- POO
- 2009/04/14 11:32 AM
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