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600000HIT御礼企画「死ぬ程ではないが洒落にならない怖い話・私的選集」。



アクセスキリ番御礼時にお届けするスペシャルプログラム、今回で60回目となりました。
この記念すべき大台御礼に満を持してお届けするのは、怖い話コピペ選。
何度もココで書いてますが、POOには三度の飯より好きなモノが2つだけありまして。
それは「おっぱい」と「オカルト」なんっス。…組み合わせがおかしいって?(笑
それだけ心底好きな大好物にも関わらず、ブログ開設以来三年間、そのどちらも実は
特集記事にした事がなかったんですが、今回は封印を解きましての初お披露目。

正直に書くと、視えるか視えないか?と言われると視えない方なんですが、
視た事が無いか?と問われると、いいや何度か視た…という感じの人生過ごしてまして。
観る映画の7割はホラー、その系統の大抵の書物文献は読破済み。
そんなオカルトマニアなPOOが、今回の企画では少しだけ本気を出しました。
読むだけで呪われる、観ただけで取り憑かれる…そういった本格的にヤヴァい系ネタは
この広い世の中、実はあるにはあるんですが、今回はさすがに割愛してます。
が、だからといって子供騙しじゃない、背筋が薄ら寒くなる厳選処をチョイスしてます。
怪談レベルでいうと初級者以上〜中級者未満編、ってトコですかね?
シルバーウィーク最終日のこの日、明日からまた始まる正常の時間を前に、
日常の向こう側に潜む非日常、その恐怖をどうぞお楽しみ下さい。
向こう側に連れて行かれて、もう帰ってこれなくなるかもしれないけどね…ウヒ、ウヒヒヒヒ


2010年度最新怪談選集追加
【800000HIT御礼企画「死ぬ程ではない…と思う、洒落にならない怖い話・私的選集」。】

【一の怪:山中の家族連れ】
60 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/07/08(日) 23:45:54 ID:oZg9bDLWO
山歩きが趣味だから、道がない、人が入らない、どっちかって言えば
山菜採りにいくような山にいくのよ。だから不思議なものもたまにみるよ。
例えば、真っ白いカモシカとか、大人くらいの大きさのワシとか
でもさ、一番びっくりしたのは、あれだな、家族連れにあったこと。ありえない山奥で。
平日の昼過ぎだけど、その日は、宮城県と山形、秋田三県の県境を歩いてた。
でっかいブナが沢山はえてる森だから、暗いわりには歩きやすい森。
にしたって、道があるわけじゃないから、山菜採りの地元の人か、
俺みたいなGPSもったよそ者しかいるはずのない場所
んで、小さな尾根を歩いてたら、尾根の下を流れてる小さな沢の
縁に人が立ってるのが見えた。「あ、渓流釣りか」って最初は思ったよ。
でも、すぐに「ん?」ってなった。一人じゃなくて4人で川っぷちに立ってたのね
距離にして100メートル以上あったから、ハッキリとはわからなかったけど
それでも、人が4人なのはわかった。しかも2人はこどもみたいだった
最初に思いついたのは「自殺」 一家心中かと思ったよ
にしても、こんなとこ来る意味がない.つーか子供の足じゃ無理
少し気は引けたけど、手持ちの双眼鏡でのぞいてみた。
4人は俺に背を向けて立っている。
二人はやっぱり子供だ。残りの2人は大人の男と女。
顔が見たくて、しばらくのぞいていたけど、全然動かない。
誰かの悪戯で、マネキンが立ってるんじゃって思うくらいだったよ。OH!マイキーみたいに
んでね、俺はさ、そこに行ってみることにしたのよ。
だって、最初に書いたけど、一家心中の可能性だってあるしさ。
そんなんなら、止めなきゃって思ったのよ。んで、そっと近付いた。
気付かれて、逃げられたり、最悪川に飛び込まれても、たまんないし。
んでね、気付かれてずに、すぐ近くまでいったら、わかったんだ。
ほんとにマネキンだった。大人のマネキン2体と子供のマネキン2体に服を着せて、
そこに立たせてあったんだ。もう、呆れるのと同時な寒くなった。
これやったやつがいるわけで、そいつは絶対まともじゃないでしょ?
人形の正面に回り込むと、それぞれのマネキンにはペンキで名前が
書かれてた。んで小さな穴がたくさん開いてた。散弾銃で撃った跡みたいに。
極め付けは、子供のマネキンのひたいには、カッターの刃が刺さってたんだ。
俺ほんとおっかなくてさ、すぐに下山したよ




【二の怪:逝く先は、何処?】
42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/19(日) 18:12:52.19 ID:G/32T+DlP
田舎の婆ちゃんが亡くなって、親戚一同が集まった
ガキは命を解ってないから、あちこち走り回ってる
庭にある井戸の側にいたので慌てて連れ戻す
写真の婆ちゃんを見て、ガキが不思議そうな顔をする
『どうして、お婆ちゃんだけ大きい写真飾るの?』
ありきたりだが、悲しい質問だ
『お婆ちゃんはね、天国にいったのよ』誰かが答えてくれた
解ってくれたんだろうか

『天国って井戸の中にあるの?』

・・・これだからガキは。




【三の怪:ジンクス】
174 本当にあった怖い名無し sage 2009/07/29(水) 20:53:18 ID:HRA5s2d30
DQNの価値観って想像を絶するよ。
よくパチンコ店駐車場で子供が蒸し殺されるでしょ?
あれってパチンコ好きの間では有名らしいんだけど
「子供に暑いのギリギリまで我慢させると大当たりする」っていう
よくあるジンクスみたいなのが広まってるんだよ。
後、上手く我慢できた子供は我慢強い子になって大成して
親を楽させてくれるって都合の良いようなことも。

要するにパチンコで大当たりしたいから子供を生贄にしてる。
ギリギリ死なせずに済むノウハウとかも出回ってて「何月なら何時間大丈夫」とか。
もちろんそんなノウハウは当てにならずに死んじゃうこともあるのだけど
死なずに済んで何度も蒸されて仮死状態を繰り返してる幼児が
パチンカス家には結構な比率でいる。




【四の怪:落ち武者の霊】
397 おさかなくわえた名無しさん 2008/12/28(日) 16:30:12 ID:iaslKt/j
武者鎧が好きで金貯めて買った。付属品含めて20万也
んで届いた日の夜にすぐ装備。カッコヨスw
装着具合を確かめるために散歩してたら悪ガキ連中がタムロしてるのに出くわした。
周りは元は城の鬱蒼とした森で外灯の下にぽつんと鎧武者一人。
悪ガキ連中ダッシュダッシュ猛ダッシュwww一人など腰砕けて匍匐前進w
雰囲気を出しつつゆっくりと腰砕けに近付くと小便漏らして気絶したw
その後、あの森には落ち武者が出ると噂になったのは言うまでもない
今は反省してる




【五の怪:2chで一番怖いのはどの板だ?】
111 名前: すずめちゃん(dion軍) 投稿日:2009/01/05(月) 23:33:40.32 ID:zr4kRtRz
一番の恐怖体験はオカルト板の奴が当時ニュースでよく取り上げられていた
自殺した少年の霊がデパートの屋上で自縛霊になりかけてたところを
除霊して救ってやったとか言ってたこと
そしてその後のレスが全て「お疲れ様です」とか「ありがとう」とか
釣りと疑うレスが一つも付いてなかったのが更に怖かった
それ以来オカルト板には近づけない

165 名前: すずめちゃん(岩手県) 投稿日:2009/01/05(月) 23:54:13.81 ID:pGR5Fwgw
>>111
何の落ち度もない被害者が死んで
「メシウマ」とか「ざまあwwww」とか
そういうレスしか付かない板の方が怖いだろ




【六の怪:引き籠もりの末路】
27 名前:1/3[sage] 投稿日:2009/08/06(木) 03:11:09 ID:XyI9cUvU0
家の近所に30代後半の引きこもり男性と、母親が二人で住んでる家がある
越してきた当時すでに引きこもってたので、男性の方はほとんど見た事無い
お母さんの方は家の母親と割合仲が良く、時折うちにお茶を飲みに来る
品が良く物静かな人で、若い時は美人だったと思う

先月バイトから帰ってくると、近所の人が大勢その家の前に集まっていた
その家の息子さんが救急車で運ばれ、入院したらしい
何があったのかと思って母に聞いたら、
「あそこの息子さんね、今朝足ぶつけたら指が取れちゃったんだって」

何年も何年も家に篭って好きなもの食べてたら、いつの間にか糖尿病発症
それでも病院行かずにほっといたら、ちょっとした傷が一気に壊疽になってしまい・・・
それでもしつこくほっといたら、どこかにぶつけた拍子にポロッ、だとか
お風呂もろくに入らず、三度の食事もお母さん任せで動かないから、
ここまで進行してもあんまり支障が無かったらしい
結局足は切断、糖尿治療のためしばらく入院する事に
しかし指取れるほど腐ってるのに痛みは無いんだろうか
人間てすごいと思った。真似したくないけど

28 名前:2/3[sage] 投稿日:2009/08/06(木) 03:12:02 ID:XyI9cUvU0
で、ここまでが前振りなんだけど
入院騒ぎの後、そこのお母さんがうちの母経由で兄に頼みごとをしてきた
緊急入院だったので、息子さんのPCが付けっぱなしのまま放置されている
自分はPC全然分からないし、もし壊したら息子が怒る
だから何とかしてもらえないかと
確かにPC触った事無い人じゃ、電源の落とし方も分からんだろう
そこで母が兄に行ってこいと言うと、妹(私)付いてきてくれんと行かないと
ダダこねだした。理由を聞いてみると、
「風呂も入らん男の部屋なんて絶対汚い!ゴキブリ出るに決まってる!
怖いから一緒に来てくれ。そしていつもの様に退治は任せた!」
家の兄と父は虫恐怖症で、害虫退治は私と母が担当している
しょうがないので私もお邪魔する事になった

行ってみると部屋は想像していたよりはましだった
足の踏み場は無いけど、マンガやエロ同人誌がほとんど
ちょっと生ゴミ臭いけど、生ゴミ自体は落ちてない・・・
と思ったら、先にお母さんが生ゴミだけは片付けてくれたそうだ
片付けてこれかとげんなりしながらPCを見ると、
思わず兄と二人で「うわぁ・・・」と言ってしまった
スクリーンセーバーが汁だく触手幼女エロだよ!それもあらゆる意味で濃いよこれ!
しかも2chの最中だったらしく専ブラ開きっぱなしで書きかけ
読んでみるとかなりエグい女叩き。見てるスレもアレなものがぎっちり目白押し
二人でこれは人に見られたら死ねるwと言ってると、ふっと背後から寒気がした

下にいたと思ったお母さんが、後ろに立ってた・・・
能面みたいに表情無い顔でこっちを見てた
覗き見するつもりも笑うつもりも無かったので、急いで謝った

29 名前:3/3[sage] 投稿日:2009/08/06(木) 03:13:35 ID:XyI9cUvU0
するとお母さん無表情なまま書き込み指差して、
「それ書いたのあの子?」
思わず二人でうなずくと、じーっと画面見つめたお母さん、
「こんな事思ってたんだ・・・足腐るほど部屋にいて・・・」
情けない話だけどこの時のお母さん、本気で怖かった
二人でとにかく謝りまくって、電源落として家に走って帰った

それからそこのお母さんに会いたくなくてバイトの時間ずらしたり、
友人の修羅場合宿に付き合ったりして、なるべく家に帰らないようにした
母にもちょっと気まずいから向うの話しないでと頼んだ
兄もしばらく友人の家に泊まることにしていた
そしてあっという間に一月経ったんだけど・・・

昨日夏コミの修羅場から帰ったら、そこの家空き家になってた
母に聞いたら、訳あって急に引越しすることになったらしい
息子さんとお嬢さんにもよろしくと伝えて欲しいと言って、すごくいいお菓子も頂いたよ
でも病院にいる知り合いから聞いたけど、息子さんまだ入院してるらしいよ
ここしばらくお母さん来ないからいろいろ大変そうだって
足が不自由になったから、バリアフリーのマンションとか探してたんだろうね
退院してもあの家じゃ暮らしにくいだろうしね


・・・何か絶対違う気がする




【七の怪:迷わず成仏いたせ】
2まで息止める
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/01/18(月) 15:48:06.64 ID:Q14sjINt0
よっしはじめんぞ

総レス数1
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【八の怪:少年ゴーストバスターズ】
450 名前:1/2[sage] 投稿日:2008/10/19(日) 11:15:34 ID:kLlSdQeS0
昔、まだ小学生だった時の話。
近所に『評判の幽霊屋敷』と言う空き家があって
まあ、どこにでもある平屋なんだが、何でも噂では悲惨な死に方をした人が居て
それ以来、部屋の壁に苦悶の表情を浮かべた人の顔が浮かんでいるらしい
当時、馬鹿なお子様だった俺と友人数名はその顔とやらを確認するべく突入した
程なくして、それは居間らしき部屋で見つかった。
確かにその染みは物凄く苦しそうな顔に見える。
普通はここで「ぎゃー! 怖ェ!」とかなるんだろうが生憎、俺たちは馬鹿だった。
「よっしゃ! 俺、鼻毛描く!」「俺、眉毛!」
各々に用意していた、マジックで、その顔に思い思いの落書きを施す。
すっかり、劇的ビフォアアフターなお茶目フェイスになった怨念の顔(仮称)に満足し帰宅。
だが後日、落書きに行った友人の一人が原因不明の高熱で一週間近く学校を休んだ。
復調後、学校に来た友人は開口一番変な夢を見たと言う。
「何か夢の中で、物凄い形相をしたおっさんに追いかけられたんだ……」
俺たちはまさかと思い、まだ全快とは言いがたい友人を残し例の幽霊屋敷に向かった。
居間に行くと、落書きの下に例の『顔』が無い!
探してみるまでもなく、それは落書きの直ぐ横の壁にあった。
憤怒と言うか、怒り狂った形相に姿を変えたそれが俺たちを睨みつけている。
怒っている――霊が怒ってるんだ!

451 名前:2/2[sage] 投稿日:2008/10/19(日) 11:16:09 ID:kLlSdQeS0
だが、俺たちは容赦なく馬鹿だった。
「なんじゃコイツ! 怒ってるのか!?」「生意気じゃ! 落書きしたれ!」
猛攻だった。類稀に見る猛攻だった。今度は胴体も描いた。『おならプー』と屁も描いた。
俺たちは満足して幽霊屋敷を後にした。
数日後、例の魘された友人がまた変な夢を見たと言う。
「何か、前に見たおっさんが……泣いてた」
俺たちは三度、幽霊屋敷に向かった。あの染みはもう、どこにもなかった。
今思うと、何か可哀想な事をしたと思わんでも無い。




【九の怪:魑魅魍魎】
58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/16(木) 21:50:45.75 ID:9rSwDIKQ0
私、日本橋に会社があるサラリーマンなんです。まだなったばかりですけどね。
話は変わりますが、最近のケータイってほとんどカメラ機能ついてますよね。
なんか珍しいものみつけたら携帯で撮影。芸能人にあったら勝手に撮影。
ネコも杓子もカメラ携帯の時代ですよね。

会社の帰りの時間でした。夜8時頃だったと思います。
日本橋はサラリーマンが多い街ですから、夜の8時といえば帰宅するサラリーマンや
一杯やっていこうとするサラリーマンで賑わう時間です。
交差点で信号待ちをしていると、原付と車が衝突しました。事故です。
結構な勢いだったので原付に乗ってた方の人が勢いよく飛ばされて
私を含めたサラリーマンの塊が信号待ちをしている横断歩道の前に投げ出されました。
顔は血だらけで、頭からはおびただしい血がどろどろと流れ落ちていました。
私はびっくりして119番しなければと思いながら携帯を取り出そうとしつつ
何気なくあたりを見てみると、信号待ちをしているサラリーマンが
老いも若きもこぞってその血だらけの人を携帯カメラで撮影しだしたんです。
ぞろぞろと前に携帯をかざしながら、顔はニヤニヤと。
あるものは、同僚と話しながら。
「ヤベー、コレ。エグいなあ」とか「すげーもんに出くわしたなあ」とか
結構立派そうな服装のサラリーマンや年配の方も。
誰も止めに入らない。撮影をやめない。
私は119番し、その場を足早に立ち去りました。
あそこに1分でもいたくなかったからです。
あの時。携帯カメラで撮影してた人たちのなんともいえない悪意ある笑みを
今も忘れることができません。日本はやっぱり病んでるんですね。
いや、ひょっとしたら私が狂ってるんですかね。




【十の怪:警告】
147 本当にあった怖い名無し sage 2008/02/23(土) 02:21:18 ID:2AnBbnDH0
デリヘル嬢から聴いた話
新規の予約に 勇んでラブホに向った彼女
待っていたのは リーマン風の いかにも神経質そうな男だったらしい
部屋に入ると 男は大声で「脱げ」と命じた
不安が錯綜し 彼女の愛想笑いが消える
要望に応え 衣服を脱ぎ捨てると
男は顔を近づけ 鼻を鳴らしながら「臭ぇ 臭ぇ」と繰り返す
震える身体を押え 男にシャワーを勧める彼女
浴室に於いても ベッドに於いても 男は機能しなかったそうだ
世話しなく両の指を動かし 剥き出しの歯をギリギリと擦り合わせる男
彼女はただ 時間の過ぎ行くことを祈っていた
男の背中に 引掻いた様なミミズ腫れを見つけた彼女
そそくさとラブホを後にしたらしい
男は何度も延長を交渉してきた様だが・・・

「だってね あの疵 ニゲテって読めたんだもん」

数年前にその地域で発生したデリヘル嬢惨殺事件 実はまだ未解決なのだそうだ




【十一の怪:倫敦での年末恒例行事】
160 本当にあった怖い名無し 2007/05/25(金) 05:44:48 ID:j9TS1pPF0
ロンドンに語学留学してたころの衝撃体験なんだが・・・
大晦日になるとトラファルガー広場にたくさん人が集まってカウントダウンみたいな
ことをやるのね。もう、ロンドン中の酔っ払いが集まったんじゃねーかって勢いでさ、
クライマックスの頃には 立錐の余地がないような状態になる。
あちこちで合唱がはじまったり、みんなで肩を組みはじめたり。
警官もたくさん出てるけど、その時間帯になるともう手がつけられないんだよ。
群衆の周りを囲むようにしてるだけでさ、あらたに広場に来た連中が
酒瓶なんかを手にしてたら、 それを取りあげるくらいのことしかできない。
俺と友達はけっこう酔ってて、何人かの酔っ払いをまねてカナダ大使館の塀に
よじのぼって腰掛けながらそういうのを見物してたの。
そしたら日本語の悲鳴が聞こえてきてさ、声の方を見ると、
一人の日本人の女の子が20人くらいのいかにも中華街で働いてるっぽい
若い中国人の集団に取り囲まれながら、もみくちゃにされてるんだよ。
よく見ると、その子レイプされてんの。
超可愛い子なんだけどさ、ズボンとパンツ下ろされちゃってて
もう入れ替わり立ち替わり状態で入れられまくってて、
女の子は泣き続けてるんだけど、連中は面白がる感じでちょっと入れてから、
すぐ他の奴にパスみたいなことを繰りかえしてた。
でも、最後の方は片っ端から中出しされちゃってたね。
その間一時間半くらい、もう見てられないくらい悲惨。
助けてやりたいけど、そいつらはあきらかに組織的なフォーメーションで
現場をガードしてるし、眼下はもはやすごい人波で、
今いるところから降りることもままならないないのよ。
年越しのカウント・ダウンをピークに人波は引きはじめるんだけど、
そいつらはそれを見越したようなタイミングですーっと四散していった。
あれ、毎年計画的にやってるね。
日本人の可愛い子を物色して、囲い込んで年越しレイプってのが恒例なんだろう。
年末にロンドンに行く女の子はこの話を覚えておいてください。
実話です。




【十二の怪:何度捨てても帰ってくる…】
281 本当にあった怖い名無し sage New! 2009/05/27(水) 04:49:32 ID:cC5DYut00
何度捨ててもどこに捨てても絶対に帰ってくるフランス人形のマリーちゃん

大学時代、何度も質に入れて飲み代を稼いだ




【十三の怪:這い寄る混沌、降臨】
696 本当にあった怖い名無し sage 2009/08/16(日) 02:38:16 ID:C0HWTNs40
お前らオカルト好きなら知ってるヤツも多いと思うがクトゥルフ神話ってあるよな。
H.P.ラブクラフトが書いた作品群が後世そんな風に呼ばれるようになったものだが、
それにまつわる奇妙なことがあって気になってる。

2年ほど前になるが、セカンドライフの日本語版サービスが公開されてしばらくたった頃。
ものめずらしさでやってたんだが、そこで「TheFacelessGod」なんていういかにもな
ファーストネームつけてるやつが居たんで、
「あーコイツもフリークか」って思って話しかけた。
ここで簡単にラブクラフト知らないヤツに補足しとくと、
The Faceless God(無貌の神)ってのは
ナイアルラトホテップ(元々発音できない文字列に音を当てたものなので
ニャルラトホテプ等の各種読みがある)って架空の神の別名。
コイツには他にもたくさん別名があって「這い寄る混沌」ってのが有名かな。
クトゥルフの旧支配者と呼ばれる恐怖をもたらす神々は、悉く幽閉されているんだが
唯一このナイアルラトホテップだけが幽閉を免れていて、
接触した人間に狂気と混沌をもたらし破滅させるっていう設定がある。

俺「なにやってはるんですか?こんなトコで。トラペゾヘドロンどっかいっちゃったんすか?」
相手(今後はニャルとする)「そうなんだ。おかげで誰にも喚んでもらえなくてね。」
俺「だいたいなんでこんなトコに?」
ニャル「100年ほど前までは結構ブラブラしてたんだが、最近地球に来てなくてね。
     久しぶりに来てみたらこの様だ。ここは一体何処なんだ?」
こんな風に完全になりきりプレイをやってるようで、
面白かったんでからかって遊んでたんだ。
なりきりやってるだけあって原作をかなり読み込んでるらしく
ラブクラフト作品にかなり詳しくて、なんだかんだで仲良くなったんだ。
その後、ラブクラフト好きのネットの友人2人にも紹介してそれなりに楽しくやってた。
このニャルは不思議なヤツで普通なりきりやってるヤツってのは
多少はボロがでるもんだが、全くでなかった。
その上、不思議なことに俺らがいつ行ってもいた。
その当時は、この自宅警備員めwwwとしか思ってなかったんだが。

699 本当にあった怖い名無し sage 2009/08/16(日) 02:40:00 ID:C0HWTNs40
そんなこんなで数ヶ月が過ぎた頃に、ニャルが「ここから出たい」というようなこと
頻繁に言うようになった。その言葉を俺らはニャルがセカンドライフに飽きたんだなって
解釈して、俺らもセカンドライフに飽きてきてたこともあり、
「俺らそろそろやめるわ。またどこかであった時はよろしくなw」と別れを告げようとした。
そしたらニャルが「餞別替りにプログラミングの基礎を教えてくれないか?」と
初めてなりきりっぽくない台詞を吐いた。
俺はそれをメシの種にしてることを以前話したことがあったから
それを覚えてたんだなって思って快く教えてやった。
それから時が経って今に至るんだが、
3週間前に全く音沙汰のなかったニャルからメールが届いた。

タイトル:成果発表
本文:ありがとう。君達のおかげだ。

そのメールには添付ファイルでJavaアプレットが付いてたんだが、いかにも怪しい。
ウィルスチェックをかけてみたんだが、結果はウィルス検出無しだったんで、
「まさかまだパターンファイル化されてない新種仕込んでることはないだろ」と
思ってそれを実行してみた。

ブラウザで実行した結果は"Hello world"だった。

気になって当時一緒にセカンドライフやってた2人に聞いてみたら
同じメールが届いてるとの事。
「おいおい2年もかけて"Hello world"はねぇだろw」と
その時はみんなで笑ってたんだが、メールが来てから1週間が経った頃(2週間前)
友人の一人が「ニャルの"Hello world"の意味がわかった」というメールを最後に
連絡が取れなくなった。
それからさらに1週間後(1週間前)、二人目の友人が
「炎のように燃え上がる3つの目が・・・」というメールを残して連絡が取れなくなった。
二人の友人はオンラインでだけの友人だから、ニャルのメールに便乗して
俺をからかってるだけだという可能性が高いんだが、
今日で丁度二人目の友人が居なくなってから1週間目だ。

"Hello world"ってよく考えると凄く怖い言葉だよな・・・




【十四の怪:地獄からの生還者、かく語りき】
944 本当にあった怖い名無し sage 2006/07/15(土) 23:00:59 ID:HTeI1yVxO
もうこれだけ時が経ったから話しても良いかな‥
サリン事件の時、そのことを知らなかった。
その日、私はオウムに拉致監禁されて第7サティアン横の独房に入れられていたから。
信者でもないのに拉致監禁された私は、当然いたぶられた。他の人が見せしめに
逆さ釣りにされて竹刀で叩かれながら死んで行く姿を見せられたりもした。
私もいたぶられて仮死状態になり、死体部屋に入れられたこともあった。
死体部屋で息を吹き返した後、狭い独房に入れられた。

ポア=惨殺 ということも知らなかった。
周りが1人、また1人、「ポアの儀式」に呼び出されて、二度と帰って来なかった。
ポア=破門と聞かされてたから、=監禁から解放されて
家に帰れるものとばかり思っていた。
ちょうどサリン事件の日、私にもやっとポアの儀式の順番が回って来た。
独房のドアの向こうから、
「今からポアの儀式だから!10分で私物まとめといて、すぐ出られるようにして!」
と言われて起きて、ソッコー荷物をまとめたんだけど、
顔は寝腫れしてるし、髪の毛はまとまってない。
「10分じゃ無理!なんで急に言ってくんだよ!」
と怒鳴り返したら、
「じゃあいい。あなたはまた今度。はい、じゃあ○○さん、10分で荷物まとめて!」
と、クビ。代わりに隣の独房の男の子が呼ばれて、出てった。

その2日後、強制捜査が入って、私達のような信者でない被害者達が救出された。
信者は娑婆に出るのを怖がり自ら居残った。
あの時、素直に10分で支度して従ってたら、私はどんなポアをされたんだろうか。
救出の日、第7サティアンで拾った腕時計を今も持ってる。
格闘の跡なんだか、枠や表面のガラスがガジガジに傷だらけになってた。
今はまだ、PTSDを克服出来ずに、遠くに富士山を見るだけで頭痛と目眩、
動悸、吐き気で瀕死になる。
いつか、PTSDから解放されたら、あの日拾った腕時計を供養したい。
カウンセラーは、忘れなさいと言うけれど、忘れることなんて出来ない。




【十五の怪:求人】
466 名前:sage 投稿日:03/07/02 02:04
丁度2年くらい前のことです。旅行にいきたいのでバイトを探してた時の事です。
暑い日が続いてて汗をかきながら求人をめくっては電話してました。
ところが、何故かどこもかしこも駄目,駄目駄目。
擦り切れた畳の上に大の字に寝転がり、適当に集めた求人雑誌を
ペラペラと悪態をつきながらめくってたんです。
不景気だな、、、節電の為、夜まで電気は落としています。
暗い部屋に落ちそうでおちない夕日がさしこんでいます。
窓枠に遮られた部分だけがまるで暗い十字架のような影を畳に落としていました。
、、遠くで電車の音が響きます。
目をつむると違う部屋から夕餉の香りがしてきます。
「カップラーメンあったな、、」
私は体をだるそうに起こし散らかった求人雑誌をかたずけました。
ふと、、偶然開いたのでしょうかページがめくれていました。

467 名前:sage 投稿日:03/07/02 02:04
そこには某県(ふせておきます)の旅館がバイトを募集しているものでした。
その場所はまさに私が旅行に行ってみたいと思ってた所でした。
条件は夏の期間だけのもので時給はあまり、というか全然高くありませんでしたが、
住みこみで食事つき、というところに強く惹かれました。
ずっとカップメンしか食べてません。まかない料理でも手作りのものが食べれて、
しかも行きたかった場所。
私はすぐに電話しました。
「、、はい。ありがとうございます!○○旅館です。」
「あ、すみません。求人広告を見た者ですが、まだ募集してますでしょうか?」
「え、少々お待ち下さい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ザ、、、ザ、、ザザ、、、
・・い、・・・そう・・・・だ・・・・・・・・」
受けつけは若そうな女性でした。電話の向こう側で
低い声の男と(おそらくは宿の主人?)小声で会話をしていました。
私はドキドキしながらなぜか正座なんかしちゃったりして、、待ってました。
やがて受話器をにぎる気配がしました。
「はい。お電話変わりました。えと、、、バイトですか?」
「はい。××求人でここのことをしりまして、是非お願いしたいのですが」
「あー、、ありがとうございます。こちらこそお願いしたいです。いつからこれますか?」
「いつでも私は構いません」「じゃ、明日からでもお願いします。すみません
お名前は?」「神尾(仮名)です」「神尾君ね。はやくいらっしゃい、、、」

468 名前:sage 投稿日:03/07/02 02:04
とんとん拍子だった。運が良かった。。
私は電話の用件などを忘れないように録音するようにしている。
再度電話を再生しながら必要事項をメモっていく。住みこみなので
持っていくもののなかに保険証なども必要とのことだったのでそれもメモする。
その宿の求人のページを見ると白黒で宿の写真が写っていた。
こじんまりとしているが自然にかこまれた良さそうな場所だ。

私は急にバイトが決まり、しかも行きたかった場所だということもあってホっとした。
しかし何かおかしい。私は鼻歌を歌いながらカップメンを作った。
何か鼻歌もおかしく感じる。日はいつのまにかとっぷりと暮れ、
あけっぱなしの窓から湿気の多い生温かい風が入ってくる。
私はカップメンをすすりながら、なにがおかしいのか考えた。
条件は良く、お金を稼ぎながら旅行も味わえる。女の子もいるようだ。
旅館なら出会いもあるかもしれない。だが、何かおかしい。
暗闇に窓のガラスが鏡になっている。その暗い窓に私の顔がうつっていた。
なぜか、まったく嬉しくなかった。。理由はわからないが私は激しく落ちこんでいた。
窓にうつった年をとったかのような生気のない自分の顔を見つめつづけた。

469 名前:sage 投稿日:03/07/02 02:06
次の日、私は酷い頭痛に目覚めた。激しく嗚咽する。風邪、、か?
私はふらふらしながら歯を磨いた。歯茎から血が滴った。鏡で顔を見る。ギョッとした。
目のしたにはくっきりと墨で書いたようなクマが出来ており、顔色は真っ白。まるで…。
バイトやめようか、、とも思ったが、すでに準備は夜のうちに整えている。
しかし、、気がのらない。そのとき電話がなった。
「おはようございます。○○旅館のものですが、神尾さんでしょうか?」
「はい。今準備して出るところです。」
「わかりましたー。体調が悪いのですか?失礼ですが声が、、」
「あ、すみません、寝起きなので」
「無理なさらずに。こちらについたらまずは温泉などつかって頂いて構いませんよ。
初日はゆっくりとしててください。そこまで忙しくはありませんので。」
「あ、、だいじょうぶです。でも、、ありがとうございます。」
電話をきって家を出る。あんなに親切で優しい電話。ありがたかった。
しかし、電話をきってから今度は寒気がしてきた。ドアをあけると眩暈がした。
「と、、とりあえず、旅館までつけば、、、」
私はとおる人が振りかえるほどフラフラと駅へ向かった。やがて雨が降り出した。
傘をもってきてない私は駅まで傘なしで濡れながらいくことになった。
激しい咳が出る。「、、旅館で休みたい、、、、」
私はびしょぬれで駅に辿りつき、切符を買った。そのとき自分の手を見て驚いた。。
カサカサになっている。濡れているが肌がひび割れている。まるで
老人のように。「やばい病気か、、?旅館まで無事つければいいけど、、」

470 名前:sage 投稿日:03/07/02 02:06
私は手すりにすがるようにして足を支えて階段を上った。何度も休みながら。
電車が来るまで時間があった。私はベンチに倒れるように座りこみ苦しい息をした。
ぜー、、、ぜー、、、声が枯れている。
手足が痺れている。波のように頭痛が押し寄せる。ごほごほ!咳をすると
足元に血が散らばった。私はハンカチで口を拭った。血がベットリ。。
私は霞む目でホームを見ていた。
「はやく、、旅館へ、、、」
やがて電車が轟音をたててホームにすべりこんでき、ドアが開いた。
乗り降りする人々を見ながら、私はようやく腰を上げた。腰痛がすごい。
フラフラと乗降口に向かう。体中が痛む。あの電車にのれば、、、、
そして乗降口に手をかけたとき、車中から鬼のような顔をした老婆が突進してきた。
どしん!私はふっとばされホームに転がった。老婆もよろけたが再度襲ってきた。
私は老婆と取っ組み合いの喧嘩を始めた。
悲しいかな、相手は老婆なのに私の手には力がなかった。
「やめろ!やめてくれ!俺はあの電車にのらないといけないんだ!」
「なぜじゃ!?なぜじゃ!?」
老婆は私にまたがり顔をわしづかみにして地面に抑えつけながら聞いた。
「りょ、、旅館にいけなくなってしまう!」
やがて駅員たちがかけつけ私たちは引き離された。電車は行ってしまっていた。
私は立ち上がることも出来ず、人だかりの中心で座りこんでいた。
やがて引き離された老婆が息をととのえながら言った。
「おぬしは引かれておる。危なかった。」そして老婆は去っていった。

471 名前:sage 投稿日:03/07/02 02:06
私は駅員と2〜3応答をしたがすぐに帰された。 駅を出て仕方なく家に戻る。
すると体の調子が良くなってきた。声も戻ってきた。 鏡を見ると血色がいい。
私は不思議に思いながらも家に帰った。
荷物を下ろし、タバコを吸う。
落ちついてからやはり断わろうと旅館の電話番号をおした。
すると無感情な軽い声が帰ってきた。
「この電話番号は現在使われておりません、、」
押しなおす
「この電話番号は現在使われておりません、、」
私は混乱した。まさにこの番号で今朝電話が掛かってきたのだ。
おかしいおかしいおかしい。。。
私は通話記録をとっていたのを思い出した。
最初まで巻き戻す。
、、、、、、、、、キュルキュルキュル、、、、、
ガチャ(再生)
「ザ、、、ザザ、、、、、、、、はい。ありがとうございます。○○旅館です。」
あれ、、?私は悪寒を感じた。
若い女性だったはずなのに、声がまるで低い男性のような声になっている。

473 名前:sage 投稿日:03/07/02 02:11
「あ、すみません。求人広告を見た者ですが、まだ募集してますでしょうか?」
「え、少々お待ち下さい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ザ、、、ザ、、ザザ、、、
・・い、・・・そう・・・・だ・・・・・・・・」
ん??
私はそこで何が話し合われてるのか聞こえた。
巻き戻し、音声を大きくする。
「え、少々お待ち下さい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ザ、、、ザ、、ザザ、、、
・・い、・・・そう・・・・だ・・・・・・・・」
巻き戻す。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ザ、、、ザ、、ザザ、、、むい、、、、こご、そう・・・・だ・・・・・・・・」
巻き戻す。
「さむい、、、こごえそうだ」
子供の声が入っている。さらにその後ろで大勢の人間が
唸っている声が聞こえる。
うわぁ!!私は汗が滴った。。
電話から離れる。すると通話記録がそのまま流れる。
「あー、、ありがとうございます。こちらこそお願いしたいです。いつからこれますか?」
「いつでも私は構いません」、、、
記憶にある会話。しかし、私はおじさんと話をしていたはずだ。
そこから流れる声は地面の下から響くような老人の声だった。
「神尾くんね、、はやくいらっしゃい」

474 名前:sage 投稿日:03/07/02 02:11
そこで通話が途切れる。私の体中に冷や汗がながれおちる。
外は土砂降りの雨である。
金縛りにあったように動けなかったが私はようやく落ちついてきた。
すると、そのまま通話記録が流れた。今朝、掛かってきた分だ。
しかし、話し声は私のものだけだった。

、、、、、、
「死ね死ね死ね死ね死ね」
「はい。今準備して出るところです。」
「死ね死ね死ね死ね死ね」
「あ、すみません、寝起きなので」
「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね」
「あ、、だいじょうぶです。でも、、ありがとうございます。」

私は電話の電源ごとひきぬいた。かわいた喉を鳴らす。
な、、、、なんだ、、、なんだこれ、、なんだよ!? どうなってんだ??

475 名前:sage 投稿日:03/07/02 02:12

私はそのとき手に求人ガイドを握っていた。
震えながらそのページを探す。すると何かおかしい。、、ん?
手が震える。。そのページはあった。
綺麗なはずなのにその旅館の1ページだけしわしわでなにかシミが大きく広がり
少しはじが焦げている。どうみてもそこだけが古い紙質なのです。
まるで数十年前の古雑誌のようでした。
そしてそこには全焼して燃え落ちた旅館が写っていました。
そこに記事が書いてありました。
死者30数名。台所から出火したもよう。
旅館の主人と思われる焼死体が台所でみつかったことから
料理の際に炎を出したと思われる。
泊まりに来ていた宿泊客達が逃げ遅れて炎にまかれて焼死。

これ、、なんだ。。求人じゃない。。
私は声もだせずにいた。求人雑誌が風にめくれている。
私は痺れた頭で石のように動けなかった。
そのときふいに雨足が弱くなった。。一瞬の静寂が私を包んだ。



電話がなっている




【十六の怪:家族想いの先輩】
730 :1/3:2005/08/16(火) 23:44:40 ID:7Z+JcDgM0
俺の職場での話
俺の職場の先輩は面倒見がいいし、仕事もスゲーってほどじゃないけど
確実で取引先からも指名で仕事が来たりする。
ただ、ちょっと困ったとこは異様に家族のことを大切にしてること。
奥さんや娘さんのことを話し出すと止まらなくって、休日明けなんかは
家族となにをやった、どこへ行ったってことを写真を見せびらかして話してる。
それだけならいいお父さん、で済むんだけど問題は奥さんと娘さんが
既に他界されてること。
それ以外は本当に頼りになる人で、仕事にも支障がないからみんな
触らないようにしてすごしてる。

731 :1/3:2005/08/16(火) 23:45:53 ID:7Z+JcDgM0
で、いつぞやの忘年会のこと。
その年は割とデカイ仕事が成功したこともあって、忘年会はかなり豪勢だった。
先輩もいつになく上機嫌で普段は絶対にしない深酒をして、終いには歩くどころか、
いすに座ってるのもままならないことになってた。
そんな状態だから一人で返すわけにもいかないけど、先輩は家族が待ってるからと、
帰るといってきかない。
しかたなく社長命令で俺ともう一人の同僚で送っていくことになった.。
同僚は下戸で車に乗ってきていたので、その車で先輩のうちまで行くことになった。
(本当は同僚だけが送っていけといわれたのだけど、見捨てられずついていった)
先輩はどっから見ても酔いつぶれてるってのに、いつの間にか持ち帰りを頼んでて、
それをしっかり抱えてたのを覚えてる。

732 :3/3:2005/08/16(火) 23:46:39 ID:7Z+JcDgM0
先輩の家につくと、当たり前なんだけど家の中は真っ暗。いくらか回復してた
先輩は「もう寝ちゃってるなー」といって笑った。
お茶くらい出すからというのを、とっくに日付も変わってるしと断っていると
トタタタタタ ガチャ 玄関が開いた。
「なんだー、起きてたのか。お土産あるぞー」と、どこか嬉しそうな先輩。
真っ暗な家に入っていく先輩に俺らは、それじゃといって車に乗り込んだ。
車の中でガチガチ震えてる俺ら。
「……なあ、先輩は、なにと住んでるんだ?」

今でも先輩は、誰も写ってない奥さんと娘さんの写真を見せてくれる。




【十七の怪:地中に潜むモノ】
491 :本当にあった怖い名無し :2006/03/05(日) 18:48:46 ID:NIv0B3Zv0
警察標識なんぞ立ててる現場の監督。

容赦なく町中でも地面掘り返さにゃならんので時々とんでもないモンに行き当たる。
撤去されてないけどガスたっぷり残ったガス管とか。 自動車とか。
異様に執念深く丹念に破壊された腕時計の山とか。 骨とか。

一番びびったのは「顔」。
ほとんど岩盤と化した土盤掘り進んでた土方が 「……カントクー」と言ったので
ひょいとそっちを見たら、土中に顔。
電動掘削機使ってて傷一つつかないってことは、
「マネキンだろ、人形」
と言いくるめようとしたら(我ながら謎な言いくるめだったわ)

目が開いた。

全力で埋め戻して上には
「土中に岩盤層があったので掘削不可でしたっっ」
と報告して位置ずらした。
ワケ分からんが微妙に怖い。人柱か何かか?




【十八の怪:親ゆえに】
109 :本当にあった怖い名無し :2005/08/31(水) 08:31:51 ID:a0n7askH0
交通事故現場で両足ちぎれた男の子を
お母さんがすごい笑いながら「どうせ死にますから!殺しましょ! ね!
それが正しいでしょ!ね!殺そ!ね!どうすんの!こんなん助かってどうすんの!」
って石で殴り殺そうとして、周りの人が止めてた。
「あんた親だろう!親は信じろよ!親は最後まで信じろよ!ダメだよ!」て
八百屋のお兄さんが泣きながら叫んでた。
神戸市北区、つくしが丘で三週間前に起きた事故です。
近隣住民、そして僕も見ていました。やるせなかった。




【十九の怪:喪男式除霊術】
841 834(1/2) sage New! 2006/03/30(木) 00:04:45 ID:NFhVgMiw0
2月の終わりの話。
大学が休みに入ったので、喪男キモオタの代表格典型例みたいな俺らは
心の底からすることがなかった。
暇に任せて、関東圏のある心霊スポットへ。
そこでは本当に何もなく、男ばかりなので無駄に怖がって
俺に抱きついてくれる女の子がいるはずもなく何となく盛り下がって終了、
俺の家で6人のキモオタがアニメ観賞とエロゲで肝試しの何倍も盛り上がった。
酒も入っていい具合にハイにもなってきた頃、
急に部屋の灯りがすごい勢いで瞬き始めた。
窓ガラスが外からバシバシ叩かれてる。両掌でおもいきり叩いてる感じ。
今から考えるとかなり恐ろしいんだけど、その時の俺らは全く怖くなかった。
その時やってたエロゲが「坊さんが幽霊の女の子を優しいエロで成仏させる」という
コンセプトのどうしようもないゲームだったから…。


842 834(2/2) sage New! 2006/03/30(木) 00:05:27 ID:NFhVgMiw0
俺:キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
友人:キタキタキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
友人:萌え!むしろ萌え!
全員:もえええええええええええええええええっ!!!

今考えると、何か正気の沙汰じゃない。
でも俺らはエロゲの力と、キモオタの力と、酒の力で力の限り萌え続けた。
しばらく萌えー萌えーとひとしきり騒いだ頃、ふっと部屋の灯りが消えた。
全員が車座になってたんだけど、その真ん中に女の人が立ってた。
色はよく分からない長いスカートを履いていて、裾から雫が垂れていた。

全員:もええええええええええええええええええっ!!
友人:ちょwwwwwっをまwwwww
友人:お、おっぱい!
全員:うおおおおおおおおおおおおおお!もええええええええ!

その後はおっぱいコール。全員でおっぱい!おっぱい!と絶叫連呼。

  _  ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
 ⊂彡

女の人はちょっと眉を顰めた後にふっと消えてしまった。
眉を顰めた顔、俺は見なかったんだけれど
その話を聞いた時に「眉を顰めた顔は萌えるなあ、見たかったなあ」と思ってしまった。
幽霊でさえ、俺らの近くに女性は居着いてくれない。ちょっと悲しくなった。
おしまい。全部実話ですorz




【二十の怪:質問】
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/07/19(日) 17:55:22.83 ID:G/32T+DlP
おれが当直だった夜に、急患でおれは叩き起こされた。
急変とかで、まあよくあることだ。
処置室に行くとちょうど患者が救急車で病院に着くときだった。
救急車からストレッチャーで下ろされたのは、真っ黒に焦げた死体(にみえた)
だった。救急車のスタッフにきくと、交通事故をおこしたドライバーで
引火した車のなかで取り残されたらしい。50代位の男性だった。
一応、生きてはいるが、そりゃもう表面なんかコゲコゲで肉の焼ける
においがあたりに立ちこめ、俺はもう吐き出しそうになった。
全然動く気配もない。もう時間の問題だ。
「すごいですよ。一応心停止してません。まあ、もうだめでしょうけど」
と救急隊員は言った。
医師も「あー、こりゃすごいね」と言って治療をする気もなさそうだ。
「ひどい・・・・」看護婦も目が怯えていた。
俺は一応検査をするための準備にかかった。
機器を用意している部屋に入って準備をしていたら、その黒こげの患者が運ばれてきた。
おれは腕に検査の為に針を刺すのでその患者の血管をさがしたが
表面が黒こげでどこに血管があるか分からなかった。
「あー、これ、メチャクチャでどこだか分かんないよ」と俺は言った。
皮膚のまともなとこを探そうと腕をつかんだとき、その黒こげ患者が言った。

「・・・そんなに私、ひどいんですか・・・・」

「あ、あ」俺は声にならなかった。ずっと意識はあったんだ。
今までの俺達の会話を聞いていたんだ。
その部屋の中にいた、医師、看護婦、俺、救急隊員、全員が凍りついた。

まあ、2時間もしないうちに患者は亡くなったんだが、
なんども「私はしぬんですか?」って聞かれて、おれたちは
不謹慎だが逃げ出したい衝動になんどもかられたよ。




【二十一の怪:2ch人形板での実話ログ】
35:もしもし私、名無しさん:2007/08/14(火) 10:38:56 ID:oPg8yp03
みんな人形って洗ってやったりしてるの?
最近臭いが気になるんだが

36:もしもし私、名無しさん:2007/08/14(火) 10:59:33 ID:7BmddTpa
>>35
ソフビやガレキは洗わんだろw ラブドなら一緒に風呂入るけどw

37:もしもし私、名無しさん:2007/08/14(火) 11:03:06 ID:oPg8yp03
しかも髪ブラッシングしてやったらゴッソリ抜けた…もう駄目かもわからんね

41もしもし私、名無しさん::2007/08/14(火) 13:48:56 ID:oPg8yp03
目玉が落ちた…大きくて可愛い目だったのに…
でも、もっとコロンって感じかと思ったけど、腐った柿が枝から落ちる様だった

42:もしもし私、名無しさん :2007/08/14(火) 14:29:32 ID:7BmddTpa
>>41 本当に人形なんだろなあ?

48:もしもし私、名無しさん :2007/08/14(火) 14:56:01 ID:oPg8yp03
うるせえ!ああああ臭いとれねえ!!!
ちくしょう!ちくしょうちくしょうちくしょうちくしょう




【二十二の怪:無理心中の無理は、無理矢理の無理】
946 本当にあった怖い名無し sage 2008/05/08(木) 19:42:33 ID:mczy1heWO
先に飛び降りの話を書いていて思い出しました。
一昔前のことですが、目の前で見た、ちょっと洒落にならない話です。

年末、某県のフェリー乗り場で船の時間待ちをしていた。
寒空の下、ベンチに座って海を眺めてたら、
駐車場で妙な動きをしている軽四に気が付いた。
区画に入れたと思えばすぐに出たり、駐車場内をグルグル回ったり。
何してんだ?とボンヤリ見てると、俺の側まで来て停まり、
中年の痩せた女が出てきた。続けて、娘と思われる小学校低学年位の女の子と、
もう少し年長の女の子が出てきて、中年女にジュースを買って貰っていた。
自販機を探してたのか、と思い、俺はそれきり興味を無くしていた。
しばらくして、パトカーが駐車場に入ってきた。
フェリーの建物に横付けして停め、中から年寄りの警察官と、
若い20代前半位の警察官が降りてきた。
のんびりとした様子で、事件とかいう感じじゃなく、ゆっくりと建物に入っていった。
年末だったんで、歳末警戒とかいうやつだろう。
俺もそろそろ中に入ろうかなと思っていると、
駐車場の方からタイヤが擦れるキキーという音が聞こえた。
とっさに振り返ってみると、さっきの軽四が急発進していた。海に向かって。

947 本当にあった怖い名無し sage 2008/05/08(木) 19:44:25 ID:mczy1heWO
スローモーションみたいに、軽四がゆっくりと岸壁から離れ、
アっと思っている間に頭から海中に飛び込んだ。
俺は、しばらくの間呆然としていたが、誰かの「車が海に落ちたぞ!」という
叫び声で我に返った。辺りにいた数人と、岸壁まで駆け寄る。
軽四は、ケツを水面に出してプカプカ浮いていた。
俺はどうしよう?と思ったが、何も出来る訳がなく、
波間にユラユラ揺れる白い軽四を見ているだけだった。
しばらくして、フェリーの建物から従業員と、先程の警察官二人が走ってきた。
しかし、彼等にしたところで何が出来る訳でもなく、岸壁まで来て呆然と立ち尽くした。
重苦しい緊張が場を支配する。
やがて意を決したように、若い警察官が上着と拳銃などを吊したベルトを
年配の警察官に渡すと、一気に海に飛び込んだ。
海面に浮き上がった警察官は、徐々に沖に流されつつある軽四に向かって泳ぎだした。
「頑張れ!」
周囲から警察官に向かって声援が飛ぶ。 俺も我知らず叫んでいた。
その警察官はあまり泳ぎが得意ではないらしく、浮き沈みしながらも何とか
軽四まで辿り着いた。そして、車体に手をかけ、リアウィンドウの上によじ登る。

948 本当にあった怖い名無し sage 2008/05/08(木) 19:46:35 ID:mczy1heWO
軽四は警察官が乗ってもまだプカプカ浮いていた。
岸壁から大きな歓声が上がる。
警察官は窓越しに何か叫び、バックドアを開けようと取っ手を動かしていたが、
ドアは開かない。車体が浮いているからには、中はまだ空気がある筈だが……
そう思っていると、いきなり警察官が窓に拳を叩き付けた。何度も何度も。
「…はなし…やれ。……まき……に……な」
途切れ途切れに、警察官が怒鳴っているのが聞こえた。
振り上げる警察官の拳が、遠目にも赤く出血しているのが見える。
それでも拳を叩きつけるが、窓はなかなか破れない。その時、ようやくこの状況に
気付いたのか、沖で操業していた漁船が猛スピードで近づいてきた。
漁船が軽四のすぐ近くまで来て、これで助かる!
皆がそう思った瞬間、慌てたためか、なんと漁船が軽四に衝突した。
海に投げ出される警察官。 しかもバランスが崩れたためか軽四が急速に沈みだした。
岸壁から見る大勢の人の前で、あっという間に軽四は波間に消えてしまった。
出てきた者はいなかった。

949 本当にあった怖い名無し sage 2008/05/08(木) 19:51:00 ID:mczy1heWO
しばらくして、漁船に救助された警察官が岸に連れられてきた。
歩くこともできないほど憔悴した若い警察官に、皆が拍手した。
俺も手が痛いくらい拍手した。助けられなかったけど、十分頑張ったと。
すると、警察官は地面に突っ伏して大声で泣き出した。そして、
 「母親が、どうしても子供を離さんかった。子供が泣きながら手を伸ばしてたのに……」
鳴咽と一緒に洩れた言葉にゾッとした。




【二十三の怪:前兆】
720 本当にあった怖い名無し :2008/09/25(木) 07:34:38 ID:xG/4yom10
関東付近
赤い夕日、大空に広がる妙な雲、連日によるケタタマシイカラスの声
とうとう出揃ったね
どこかで起こる何かの災害の前触れ

721 本当にあった怖い名無し :2008/09/25(木) 09:45:30 ID:oSNTNwuHO
秋そのものじゃん

722 本当にあった怖い名無し メェル: :2008/09/25(木) 11:30:52 ID:mrFQe2Tf0
721 がいいこと言った




【二十四の怪:海からの来訪者】
544 本当にあった怖い名無し sage New! 2005/12/07(水) 00:34:03 ID:NZNHKwqA0
普段付き合いのいい同僚が、何故か海へ行くのだけは頑として断る。
訳を聞いたのだが余り話したくない様子なので、飲ませて無理やり聞き出した。
ここからは彼の語り。ただし、酔って取り留めのない話だったので、俺が整理してる。

まだ学生だった頃、友人と旅に出た。たしか後期試験の後だったから、真冬だな。
旅とは言っても、友人の愛犬と一緒にバンに乗って当てもなく走っていくだけの
気楽なもんだ。
何日目だったか、ある海辺の寒村に差し掛かったころ既に日は暮れてしまっていた。
山が海に迫って、その合間にかろうじてへばり付いている様な小さな集落だ。
困ったことにガソリンの残量が心もとなくなっていた。
海岸沿いの一本道を走りながらGSを探すとすぐに見つかったのだが、
店はすでに閉まっている。 とりあえず裏手に回ってみた。
玄関の庇から、大きな笊がぶら下がっている。
出入りに邪魔だな、と思いながらそれを掻き分けて呼び鈴を鳴らしてみた。
「すんませーん。ガソリン入れてもらえませんかー?」
わずかに人の気配がしたが、返事はない。
「シカトされとんのかね」
「なんかムカつくわ。もう一度押してみいや」
「すんませーん!」
しつこく呼びかけると玄関の灯りが点き、ガラス戸の向こうに人影が現れた。
「誰や?」
「ガソリン欲しいん…」
「今日は休みや」
オレが言い終える前に、苛立ったような声が返ってくる。
「いや、まぁそこを何とか…」
「あかん。今日はもう開けられん」
取り付く島もなかった。諦めて車に戻る。
「これだから田舎はアカン」
「しゃーないな。今日はここで寝よ。当てつけに明日の朝一でガス入れてこうや」
車を止められそうな所を探して集落をウロウロすると、GSだけでなく
全ての商店や民家が門を閉ざしていることに気付いた。
よく見ると、どの家も軒先に籠や笊をぶら下げている。

545 本当にあった怖い名無し sage New! 2005/12/07(水) 00:35:27 ID:NZNHKwqA0
「なんかの祭やろか?」
「それにしちゃ静かやな」
「風が強くてたまらん。お、あそこに止められんで」
そこは山腹の小さな神社から海に向かって真っ直ぐに伸びる石段の根元だった。
小さな駐車場だが、垣根があって海風がしのげそうだ。
鳥居の陰に車を止めると、辺りはもう真っ暗でやることもない。
オレたちはブツブツ言いながら、運転席で毛布に包まって眠りについた。

何時間経ったのか、犬の唸り声で目を覚ましたオレは、辺りの強烈な生臭さに気付いた。
犬は海の方に向かって牙を剥き出して唸り続けている。
普段は大人しい奴なのだが、いくら宥めても一向に落ち着こうとしない。
友人も起き出して闇の先に目を凝らした。
月明りに照らされた海は、先ほどまでとは違って、気味が悪いくらい凪いでいた。
コンクリートの殺風景な岸壁の縁に蠢くものが見える。
「なんや、アレ」
友人が掠れた声で囁いた。
「わからん」
それは最初、海から這い出してくる太いパイプか丸太のように見えた。
蛇のようにのたうちながらゆっくりと陸に上がっているようだったが、
不思議なことに音はしなかった。
と言うより、そいつの体はモワモワとした黒い煙の塊のように見えたし、
実体があったのかどうかも分からない。
その代わり、ウウ…というか、ウォォ…というか、形容し難い耳鳴りがずっと続いていた。
そして先ほどからの生臭さは、吐き気を催すほどに酷くなっていた。
そいつの先端は海岸沿いの道を横切って向かいの家にまで到達しているのだが、
もう一方はまだ海の中に消えている。
民家の軒先を覗き込むようにしているその先端には、はっきりとは見えなかったが
明らかに顔のようなものがあった。
オレも友人もそんなに臆病な方ではなかったつもりだが、
そいつの姿は、もう何と言うか「禍々しい」という言葉そのもので、
一目見たときから体が強張って動かなかった。
心臓を鷲掴みにされるってのは、ああいう感覚なんだろうな。
そいつは、軒に吊るした笊をジッと見つめている風だったが、
やがてゆっくりと動き出して次の家へ向かった。
「おい、車出せっ」
友人の震える声で、ハッと我に返った。

546 本当にあった怖い名無し sage New! 2005/12/07(水) 00:36:01 ID:NZNHKwqA0
動かない腕を何とか上げてキーを回すと、静まり返った周囲にエンジン音が鳴り響いた。
そいつがゆっくりとこちらを振り向きかける。
(ヤバイっ)
何だか分からないが、目を合わせちゃいけない、と直感的に思った。
前だけを見つめ、アクセルを思い切り踏み込んで車を急発進させる。
後部座席で狂ったように吠え始めた犬が、「ヒュッ…」と喘息のような声を上げて
ドサリと倒れる気配がした。
「太郎っ!」
思わず振り返った友人が「ひぃっ」と息を呑んだまま固まった。
「阿呆っ!振り向くなっ!」
オレはもう無我夢中で友人の肩を掴んで前方に引き戻した。
向き直った友人の顔はくしゃくしゃに引き攣って、目の焦点が完全に飛んでいた。
恥ずかしい話だが、オレは得体の知れない恐怖に泣き叫びながらアクセルを踏み続けた。

それから、もと来た道をガス欠になるまで走り続けて峠を越えると、
まんじりともせずに朝を迎えたのだが、友人は殆ど意識が混濁したまま
近くの病院に入院し、一週間ほど高熱で寝込んだ。
回復した後も、その事について触れると激しく情緒不安定になってしまうので、
振り返った彼が何を見たのか聞けず終いのまま、卒業してからは疎遠になってしまった。
犬の方は、激しく錯乱して誰彼かまわず咬みつくと思うと
泡を吹いて倒れる繰り返しで、可哀そうだが安楽死させたらしい。
結局アレが何だったのかは分からないし、知りたくもないね。
ともかく、オレは海には近づかないよ。

以上が同僚の話。
昔読んだ柳田國男に、笊や目籠を魔除けに使う風習と、
海を見ることを忌む日の話があったのを思い出したが、今手元にないので比較できない。




【二十五の怪:世界の裏側で今日もまた】
918 名前:1/5 投稿日:03/02/12 18:36
私が今から話すことは、所謂「オカルト」といった性質のものではない。
しかし、私にとっては、本当に洒落にならない経験だった。
だから、かなりの長文ではあるが、ここに書き込むことにする。
霊の類の話を期待している向きには申し訳ないが、しばらくの間、我慢して欲しい。

私は昨年まで外資系の企業に勤めていた。
ある時、私に、C国へ出向しないか、という打診があった。
会社はC国に工場を所有しており、そこの技術者に日本国内の工場で
採用されているシステムを修得させるのが目的の長期出向だった。
長期とは言っても、現地スタッフによる運用が可能となるまでの期間限定の
出向だったし、現地での待遇も、帰ってきてからのポストも非常に良い条件だった。
私は、少し考えた上で承諾した。

C国の工場で引継を終えた夜、私は前任者と食事を共にした。
前任者(仮にT氏としておく)は赴任してから半年後に、健康上の理由から
日本への帰国を希望していた。
目の前のT氏は、確かに頬がこけていて顔色が悪く、
心身共に疲れ切っているような印象だった。
T氏は、現地での生活について様々なアドバイスをしてくれたのだが、中でも
「倉庫の裏にある丘には決して近づくな。」というようなことを、ことさら強調した。
私がその理由を尋ねても、T氏は口を噤んだままだった。
やがてT氏は帰国し、私のC国での生活が始まった。

919 名前:2/5 投稿日:03/02/12 18:37
C国は、最近まで激しい内戦が続き、それが国民の生活に大きな影を落としていた。
工場の周辺は農村地帯だったので、破壊行為の跡などはあまり見られなかったが、
ゲリラによる虐殺や略奪は、このあたりの集落にも及んでいるようだった。
働き手や財産を内戦で失った家庭などは、日々の生活すらも全く困窮している有様だった。
そんな家の子供は、工場へと続く道端で半ば物乞いのような事をさせられていた。
また、工場に雇われている労働者には、夫を亡くした女が優先的に採用されており、
彼女らの子供は、母親が仕事を終えるまで、工場の近くで遊んでいる。
工場の周辺には、そんな訳ありの子供が大勢集まっていた。
私は、いつの頃からか、そんな子供達と仲良くなり、
昼休みや仕事がヒマな時などは、彼らの遊び相手になることもしばしばだった。

ある昼休みのことだった。
いつも工場の周りで遊んでいるKという子供が、
面白い所があるから一緒に行ってみよう、と私を誘った。
すぐ近くだから、というK君の言葉を信じて、
私は、K君と彼の妹のSちゃんと一緒に、工場の脇の林に向かって歩きだした。
しばらく木立の中を歩いていくと、急に視界が開けて、広い空き地のような所に出た。
K君とSちゃんは、そこでサッカーのようなことをして遊び始めた。
私も混ざってみたけれど、K君のボール捌きはなかなかのもので、
本気にならなければ、K君のボールを奪うことは出来なかった。
そうこうするうちに昼休みも終わり、私は職場へ戻った。

何日かして、K君とSちゃんと私は、やはりあの空き地へやって来た。
その日は、私は木陰で、ぼんやりとK君とSちゃんの遊ぶ姿を眺めていた。
ふと視線を工場の方に向けると、少し離れたところに倉庫が見えた。
そこで、以前T氏が言っていたことを思い出した。
「倉庫の裏にある丘には決して近づくな。」
そういえば、ここの地形は少し盛り上がっていて、丘のような感じがする・・・

921 名前:3/5 投稿日:03/02/12 18:38
私は近くにいたK君を呼びかけ、もう帰ろうと誘った。
Sちゃんを探すと反対側の木立の辺りに立って、何かをジッと見つめているようだった。
見ると、黄色いオモチャのようなモノが落ちている。
それを拾おうとして、Sちゃんはしゃがみ込んだ。
私は、Sちゃんの方へ足を踏み出し、帰るよ、と呼びかけようとした。
すると、K君が袖を掴んで軽く引っ張った。
私は思わずK君の方を向いた。

ドンッ!

突然、腹に響くような大きな音がして、私はSちゃんの方を振り向いた。
Sちゃんは地面に倒れていた。
私は急いで駆け寄ったが、ダメだった。
足や手があり得ない方向に曲がっていて、体の下から血が溢れている。
しばらく呆然と立ち竦んでいた。
が、不意に、Sちゃんの拾おうとしていた黄色いモノが地雷であったことに気付いた。

もちろん、対人地雷のことはC国に来る前から聞いていた。
子供が興味を持つような色や形の地雷があることも、
世界各国で、それらの犠牲となり、手足を失った子供の写真も見たことがある。
しかし、私には実感がなかった。
情けない話だが、Sちゃんの、無惨な遺体を見るまでは、
私の目の前で、幼い子供が犠牲になるなど、考えてもみなかった。
振り返ると、K君が顔をクシャクシャにして泣いていた。

922 名前:4/5 投稿日:03/02/12 18:39
Sちゃんが死んだ丘は、法的には工場の敷地だった。
実際には、地雷の危険性があったということで、立ち入り禁止となってた。
しかし、そこを囲っていた有刺鉄線はとっくに盗まれていた、ということだった。

私はSちゃんの家族に会って謝ろうと思ったが、
工場長をはじめ、現地のスタッフは皆、反対した。
「あれは事故だ。断じてあなたのせいではない。」
皆が、そう言って私を慰めてくれた。
後に工場長から、Sちゃんの家族には会社から見舞金が渡された、と聞かされた。
私はしばらくの間、自宅で休養した。
工場に戻っても、以前のように子供と遊ぶ気にはならなかった。
K君と会うことも、二度となかった。

923 名前:5/5 投稿日:03/02/12 18:40
やがて月日がたち、当初の目的を果たした私は日本へ帰ることになった。
帰国した私は、真っ先にT氏に連絡を取り、会う約束を取り付けた。
T氏は私を見るなり、何かに気付いたようで、深いため息をついて言った。
「ご愁傷様だな。」
私は少し間をおいてT氏に尋ねた。
「あなたも、あそこで同じような体験をしたんですね。」
「ああ、私の時は男の子だったよ。赤い地雷だった。」
「・・・その後は?」
「たぶん君と同じだ。一月もすると別の子供が誘いに来た。
行ってみると、有刺鉄線など、どこにもなかった。」
T氏はひどく悲しそうな目をしていた。
「それからは、ひっきりなしだ。兄弟連れで、何人も何人も・・」

Sちゃんの家族の手に渡った見舞金。
我々にとっては、はした金程度のものでも、C国では家族を数年養えるだけの
価値がある。 おまけに養う口は一つ減るのだ。

しばらくの間、T氏と私は子供達の運命を呪うように、黙って俯いていた。




【最終怪:悪霊退散!!】
141 名前: 家事手伝い(東京都)[] 投稿日:2009/03/21(土) 23:59:58.16wuMqquJd
ピーコ
「昔、実家でね、悪霊を追い払うと言われたお香をたいたのよ。
そしたら、おすぎが「臭い臭い」と叫びながら家を出ていったのよ」


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  • 2016.08.26 Friday
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コメント
仕事中に読むものでは無いな・・・

特に25話は悲しすぎる・・・
  • puniko
  • 2009/09/24 4:19 PM
>旦那
むはは、仕事中じゃなくても読むにはキツいと思うぜ。
なんたってオカルター三十路が本気出したからな!(イミフ
ホントに怖いのは幽霊じゃなくて人間、ってのが真理だとおも。
哀しい現実から、ちょっとでも救われるようにするのが
怪談とか心霊現象っていうシステムの根幹なんじゃないかと。

…後味悪すぎて、ピーコ程度じゃ口直し出来んかった?
ならマジ、申し訳ねぇ(汗
  • POO
  • 2009/09/24 4:34 PM
子供ができてから、コドモ系の話題は非常に寒く感じるのよ。
パチンカスとかパチンカスとかパチンカスとか。

本当に怖いのは人間・・・
確かにそうだねぇ。
平気で同種族を殺すんだから。
それも痴話ゲンカ程度で。

はぁぁ。
  • puniko
  • 2009/09/24 5:29 PM
人間の方が怖く感じるのは、想像できてしまうからかしら?

霊体験したことないと霊の本当の怖さはわからない、かな?
やっぱり客観視できるし他人事。
体験したいとは思わないですが。

ピーコでは口直しにならないですが、途中の笑いはよかったです。
  • ヤギ
  • 2009/09/25 1:44 PM
>旦那
むぅ確かに一児のパパだしなぁ…
でもそれ自体は良い事なんじゃないかと思うんだ。裏返せば子供への愛情だし。
そういう愛情を持てない、本来あるべき感情が欠落した人間がいる…
しかも、そんなサイコさんが自分の隣にいるかもしれない…
これが一番、怖い話な訳だよなぁ。

ま、子供ネタでエグイ系は控えるようにしとくわ。すまなんだね。





>ヤギさん
どもども初めまして。コメントあざっス。

うん、人間が怖く思うのはたぶん理解出来るからだと思うのね。
海の話も、あの煙みたいな蛇みたいなヤツが怖いっていうよりも、
そういうのが来ると知っていながら忠告もしない、助けもしない、っていう
あの村の人間の方が真に怖いんじゃないかと思う訳でして。

やっぱピーコ程度ではもはや口直しにならぬ、か(苦笑
今度、怪談やる時はもうちょい編集順に工夫を凝らしますんで、
その時はまた読んでやっておくんなまし〜^^
  • POO
  • 2009/09/26 1:25 AM
洒落怖スレや怪談話が好きでいろいろ見て回っている者ですが、このトピック、セレクトのセンスが素晴らしいと思います。
ありがちなメジャーどころや呪い系を避けながら、確実に怖い話をピックアップしてますね。
僕は「海からの来訪者」が一番好きです。民俗学っぽいところがいいですねー。
これの類話も何個か洒落恐にあったような気がします。
あと、妖怪ハンターって漫画の「海竜祭の夜」ってエピソードはまんまこんな感じでした。
  • ogw
  • 2010/03/01 1:59 AM
>ogwさん
どもども初めまして。コメントありがとうございまっス。

…いや〜話のセレクトを誉められると素直に嬉しいもんで。
冒頭にも書きましたが、僕自身はオカ板住人なもんで洒落怖は基本中の基本で。
コトリバコとか八尺様とか師匠シリーズとか、まぁメジャーじゃないっスか?
あれを安易に載せるのもオカ板住人としての矜持的にどうなのかなぁ〜と(苦笑
なもんで、色々頭ひねった結果のセレクトでしたが、楽しんでもらえたなら幸いです。
次回(また初夏ぐらいを予定)は洒落怖からの転載をもっと押さえて、
極上の怖い話を掻き集めてきますんで、良かったらまたお越しになって下され。

しかし、まさかこのブログで安徳様について語れる日が来るとは…!
オラと一緒にぱらいそだ行くだか?wwwww
  • POO
  • 2010/03/02 8:36 AM
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